ウィンブルドン選手権2018(芝 ロンドン/イギリス)
男子シングルス1回戦
錦織圭(24/JPN)3-1クリスチャン・ハリソン(USA)
6-2/4-6/7-6/6-2
相手が第3セット終盤に左膝の痛みを発症しなければ結果はどうなったか分からなかった
錦織のファーストサーブ成功率は70%だったが良い悪いがハッキリしていてエースは8本といつもに比べれば多いほうだがダブルフォルトも7本と多過ぎた。
強風の影響でミートポイントがズレた。これは強打が少ない錦織にとって致命的
第2セット中盤から相手のフラット系のストロークに押され苦戦
第3セットでは先に相手のサービスをブレークしたものの直後のサービスをブレークされ流れが悪くなる一方
最後は相手の状態が悪くなったのと細かいテクニックの差で勝ったが次は芝が得意なトミックだからこの状態ではやられそうだ
女子シングルス1回戦
大坂なおみ(18/JPN)2-0モニカ・二クレスク(ROU)
6-4/6-1
大坂は立ち上がりサーブでコースを狙いすぎてミス連発(ファーストサーブ成功率36%)
序盤相手の緩いスライスショットに手を焼いていたが第2セットになってサーブが持ち直したと同時にスライスにも対応して圧倒
体型はさらにスリム化してストローク戦で多少厳しいコースに打たれてもしっかり打ち返せている。
腹筋を痛めていたという情報だったが問題はなさそうだ。
女子シングルス1回戦
シモナ・ハレプ(1/ROU)2-0奈良くるみ(JPN)
6-2/6-4
第1シード相手ということでセンターコードでプレー出来ることになったくるみちゃん(笑)
出来るだけの事はやったと思いますよ。
いきなりサービスゲームをブレークされたときは一方的にやられると思ったがその後ストロークが深く入り第4ゲームのリターンでブレークして追いついた。
しかしここからハレプが地力を発揮。ダウンザライン際に打ち込みハレプに負けないくらいの走力とスタミナがあるくるみちゃんだが追いつけない
第2セットも第1ゲームのサービスをハレプにブレークされた後キープ合戦で逃げ切られた。
先月の全仏で優勝したハレプはウィンブルドンまでは試合には出ず休養して10日ほど前から調整に入ったとのこと。問題なく大会に入れた感じだ。
動きにキレがありストロークのコース、ショットの威力なども問題ない。
四大大会連勝へ好スタート切ったといっていい。