伊勢真一監督 最新作 映画「えんとこの歌」完成上映会を開催! | ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

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2017年6月24日(土)〜25日(日) 阿倍野区民センター 大ホール

伊勢真一監督 最新作

映画「えんとこの歌」 完成上映会を開催!

みなさま


こんにちは。
お久しぶりです。
映画祭スタッフの浦方です。

 

2017年6月に終了した、ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》ですが、2019年6月15日(土)、大阪市立阿倍野区民センター小ホールにて、伊勢真一監督最新作「えんとこの歌」の完成上映会を開催します!

7月からの劇場公開に先駆けて阿倍野で上映します。

ぜひみなさまと再会できること楽しみにしております。

よろしくおねがいします。

 

日時:2019年6月15日(土)
場所:阿倍野区民センター 小ホール(大阪市阿倍野区阿倍野筋4丁目19-118) 
Osaka Metro 谷町線「阿倍野」駅6番出口すぐ・Osaka Metro 御堂筋戦「天王寺」駅より徒歩10分

 

お問合せ
「やさしくなあに」「えんとこの歌」完成上映会事務局
TEL:090-8208-3827(NPOココペリ121内)
   03-3406-9455(いせフィルム)


【上映プログラム】
12:00~

「やさしくなあに」 (110分)

料金:1,100円

 


14:40~

「えんとこの歌」(96分)

料金:1,800円

※60歳以上の方、障がいのある方、学生は1100円

 



伊勢真一監督からのメッセージ
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「ヒューマンドキュメンタリー映画」が阿倍野にかえって来た!

15年間、大阪・阿倍野で続けて来た。
ヒューマンドキュメンタリー映画祭「阿倍野」が幕を下ろして二年になる・・・。
何人もの方々から「阿倍野の映画祭はもうやらないんですか?」と言われ続けて来た。

ひょんなことから始った映画祭だから
ひょんなことで終わるのもいいか・・・と思って
突然、終了したのですが。

ひょんなこと、と言うのは
映画祭が始まる前年の冬
阿倍野区民会館のオープニングイベントで上映された
自作『えんとこ』上映後の出来事。
一人の観客が主人公の私の友人である寝たきりの障がい者、遠藤滋のことを
「ああいう奴は死んだ方がいい」と発言し
その言葉を聞いた別の観客が
「そんなことはない。遠藤さんの存在が沢山の若者達を育んでいる
素晴しい映画だったじゃないですか・・・」と言い返したことで、
会場一杯に大きな拍手が起こり鳴り止まなかったことです。

そのヤリトリを眼の当たりにしたイベントスタッフの一人が
「伊勢さん、ここでドキュメンタリー映画祭をやりましょう!!」
と呼びかけたのが、映画祭の始まりでした。

そして、ことの始まりだった『えんとこ』の続編『えんとこの歌』がこの春、完成しました。
24年に及ぶ記録です。

こうなったら「ヒューマンドキュメンタリー映画祭・阿倍野」の舞台で
お披露目をやらないわけには行かない・・・
と言うことで今回の完成上映会が決まりました。
「ひょんな」出来事を知ってる人も知らない人もぜひ観に来て欲しい。

政治家やジャーナリストは「共生社会」と言うけど、
私達の社会は本当に「共生社会」と言えるのでしょうか・・・
私には、そんな風には見えない。
むしろ、本当の「共生社会」に向けて、押し戻さなければ、と思います。

ヒューマンドキュメンタリー映画祭・阿倍野の精神は健在です。
ゲリラ的によりラディカルに
これからも「共生」を問い続けるでしょう。

押し戻さなければ・・・

7月の全国での劇場公開に先がけて、
6月15日(土)阿倍野で『えんとこの歌』を上映します。

祈再会
2019年春 (かんとく)伊勢真一

 

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