伊勢真一監督のつぶやき ① 「続ければいい」 | ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のスタッフブログ

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2017年6月24日(土)〜25日(日) 阿倍野区民センター 大ホール


伊勢真一監督のつぶやき ①
「続ければいい」


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です。

11年前の夏、
私も含めて、4、5人のメンバーが大阪城の近くにある公共放送の局舎のロビーで
思いつきのように
「映画祭をやろう!!」と声を上げたのが
「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」の始まりです。

普段あまり観られることの少ないドキュメンタリーを観てもらう映画祭を
「ヒューマンドキュメンタリー映画祭」と名付けた時には、
まさか11年も続くとは思ってもいませんでした。

「続ければいいってもんじゃない」という奴もいるけど、
「続ければ、いいってもんだ」
と私は思う。

私のドキュメンタリーは、ともかく長い時間を記録するのが
取り柄のような作品ばかりだ。
最短でも一年は撮る。
そのことでマス媒体とは一味違う物語を描いて来たように思うのだ。

「続ければいい」「長く撮ればいい」
そう思いこんで映画を創り、観てもらって来た。

今年の映画祭の初日にプログラムした
映画「奈緒ちゃん」は、てんかんと知的障害のある私の姪っ子・奈緒ちゃんと
その家族の12年間の記録だ。
この映画を観て、小児科医の細谷亮太医師と「いのちのこと」を語り合おうというプログラム。
実は「奈緒ちゃん」の撮影は今も続いており、
もう33年目の記録に入っている。

ドキュメンタリーは「長く撮ればいい」ってもんだ。文句あるか?



ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》公式サイト 


2013年のスケジュール(作品紹介)



ーーー8月30日(金) 「いのち」ーーー

13:00~ (12:45 開場)
「ぼくのうしろに道はできる」(100分) 岩崎 晴子監督

15:30~
「奈緒ちゃん」(98分) 伊勢 真一監督

17:10~
スペシャルトーク
「こどものいのち」
細谷 亮太(医師)×伊勢 真一(監督)

18:30~
コンテスト入賞作品上映