スポーツスターの歴史 | Harley-Davidson三鷹店 ショールームスタッフのつぶやき

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皆様こんにちは。

最新モデルのスポーツスターSデビューフェアが、

全国各地のディーラーで話題となっておりますが、

三鷹店ではあえて時代を逆行し、歴代スポーツスター展示会を行っております。

※スポーツスターSの試乗会も同時開催中です!

 

ラインナップは4台。

まずはこの1台、WRです。

いきなりスポーツスターと違う車種です。。。

スポーツスターよりも前の時代、

1940年代にレースで活躍したサイドバルブのWRです。

サイドバルブは1932~1974年までの42年間活躍し、歴代最長記録を持っているエンジンです。

前ブレーキなし、フットクラッチにハンドシフト、真ん中で2つに分かれているタンクなど、

歴史を感じる造形ですが、圧倒的な性能を発揮してレース界を席巻した伝説的モデルです。

ちなみにこの車両、いまでもエンジンがかかりますが、

基本オイル垂れ流しなので、保管時は受け皿が必要です。

 

続いてこの車両、XLCHです。

1957年にスポーツスターXLが登場し、その翌年にはXLCHが登場しました。

もともとレース用に開発されただけあり、軽快な装備と過激な走行性能で人気を博しました。

ハイパワーな4カムOHVのショベルヘッドエンジンを搭載。

その鋳鉄のヘッドから「アイアンスポーツ」の愛称で親しまれ、

荒々しい鼓動感と加速感で今でも愛好家が多いモデルです。

キック始動なので、慣れるまで大変です。。。

 

続いてXLCR

その名の通り、XL(スポーツスター)CR(カフェレーサー)です。

メッキを使用しないダークカスタム、フロントのデュアルブレーキなど、

当時画期的なモデルとして登場しましたが、商業的には恵まれず、

1977~1979年のみの製造となった希少モデルです。

一転その希少性から価値が爆上がりしており、

現代ではとんでもない価格で取引されています。

 

そしてXL1200Sです(タンク換装しています)。


ショベルヘッドからエボリューションにエンジンが変わると、

現行モデルに外見がぐっと近づきますね。

1986年から2022年のファイナルエディションまで、エボリューションエンジンは長い期間活躍しました。

1200Sは高性能なサスペンションを前後に備え、高い走行性能を持ちながらも、

リジットマウントの荒々しさが乗り手を揺さぶる人気モデルです。

 

その他さまざまな車種が歴史を刻んだスポーツスターは、デビュー65周年です。

上記車両展示に加えて、来店アンケートでステッカープレゼント中ですので、

ぜひご来店ください!