7/14ホークス対イーグルスは4-2でイーグルスが勝ちました。

前半戦のホークスを象徴するような試合でした。

初回、東浜投手が3点を先制されいきなり劣勢に立たされたホークスでしたが、その裏1番三森選手が安打で出塁します。ここで頼みの中村晃選手、柳田選手、栗原選手が凡退し得点を挙げられません。5回は今宮選手の安打、松田選手の本塁打で2点差に迫り、野村選手の四球から更なるチャンスを生み出したいところでした。しかし、上位打線が機能せず流れに乗り切れません。

昨年までのホークスは1、2番が出塁さえしてくれれば柳田選手が何とかしてくれるという打線でした。もちろん中村選手やグラシアル選手、栗原選手などの活躍も欠かせませんが。昨年は1番打者に周東選手がハマってからチームは怒涛の勢いで勝ち続けました。しかし、今年は1番に牧原選手や三森選手がハマってからもチームは上昇気流に乗りませんでした。これは、柳田選手を始め中軸選手が不調、怪我だからです。柳田選手に関しては現在本塁打ランキング単独トップの22本で、どこが不調なんだと思われる方もいるかもしれませんがポイントは打率、特に得点圏打率にあります。現在の打率は.296、得点圏打率は.301です。通算打率が.320、通算得点圏打率が.342だということを踏まえると打率では2分以上、得点圏打率では4分以上低い数字となってます。グラシアル選手不在でマークが集中するなど不都合な面もありますが柳田選手の復調なくして優勝はあり得ません。