オヤジの日米でのK9 police dept時代の
お話しを少々🐕

日本でも今は強盗や殺人とかなり危ない人や状況に陥ったりしてて何だか怖い昨今🚔


その日米との違いや考え方などをあくまでも俺の主観で思ったり体験したことを少しだけ書いてみようかと思ってるんですがあまり教養がないオヤジ故不適切な表現や言葉遣いを不快に思われる方もいるかもしれないのでそういう方は別の爽やかなblogへと移行していっても構わないよと言っときますね😆🤸



コマルが離さない(笑)


出動前には毎日厳しい訓練でシミュレーション



で、日本の場合かなりの確率で刃物類、金属バットとかを持ったりして襲ったりするのが大半でまず滅多にピストルや機関銃などは使ったのは見たことも聞いたこともない。
日本はある一定の人達を除いてまあそんなものはまず手に入らないのと日本の警察機構は優秀なのでその情報網は網の目のようになっているので直ぐ判明してしまうのでね✨


一方アメリカはというとかなりの確率で両方持っている奴等が山ほどいる、しかも軍隊で使ってるようなバカデカイ機関銃や殺人用に作られたお手製のハンドガン等々セキュリティチェックや確認、資格を見せなくても(本来は州によって色々面倒な 制約がある)買えてしまうルートはこれまた山ほどあるのが現状。
米国は銃社会大国だから何でもあり🔫

自分達が米国での事件では大抵喧嘩や騒乱、ナイフやデカイ鉈などを使ったりしてるのもあった。

そして夜中のスーパーで侵入者警報がなると必ず真っ先にうちらK9部隊が呼び出され先ず中に入って確める前に警察犬がいること、警告の文言のあと猶予を与えそれが過ぎた場合にはK9を離しても命の保証はないということを建物内にPAシステムか大きな声で知らせてから犬を中へ放つ。

この瞬間がうちらK9部隊はフル緊張するしとても怖い時間だった。

建物の角や隠れたソファなどから撃たれる心配やナイフで刺されるかもしれないし相手が何を持っているのもわからないので。


この時点で動くものは正確に撃ち抜くということはマニュアルで決まっているが生死を分ける判断を自分で考えその場で下すことって本当に難しい💦


一方日本の場合、NEWSでよく見るように刃物を振り回している相手がどの程度の襲撃をしてきたら拳銃を使い犯罪を抑止しても構わないという取り決めが結構グレーな部分があるというのも聞いたことがある。


日本は威嚇射撃が第一体制でその後相手を撃つとしているみたいだが米国の場合特にオヤジが所属していた地区では威嚇射撃などしていたら先にこちらが撃たれてお陀仏ということになってしまうので自分の体から相手が何feet近づいてきた時点で相手のセンターマス(正中線)に向けて的確に殺傷するということが決まっていた。


この場合にも人権やその他の事に日本以上にうるさい米国でさえ容赦なく相手を殺傷する権限が与えられているのも不思議と言えば不思議だけど法執行者と周りの命を守るためを最優先される。

1度夜中の銀行内で侵入者警報(イントルージョンアラーム)がなった時に無線から呼び出しをくらい大急ぎで現場へ直行。


着いたらもう武装した同僚達が控えていてK9部隊を待っていた。



先ず最初の警告文読み上げの後はリードを付けてパートナーと入って行きその後から武装した同僚が入っていく。


俺は首に一応イヤーマフ(ヘッドフォンの様なもの)を掛けてアラームの中心である金庫のドアの前まで捜索していきお目当てのドアの前で再び警告文を叫ぶその後イヤーマフを耳に付けてドアの施錠を解くと同時に両側からM16ライフルがその部屋に向けられるがそのライフルは俺の顔の直ぐ近くの両側なのだw

しょうがないけどあまり気持ちの良いものではないw

なのでイヤーマフを着けてないと発射音で確実に両耳の鼓膜が破れおまけに平衡感覚も失われてしまい確保どころの騒ぎではなくなってしまう。


弾を喰らわないようにドアを開けながら犬を先ず放つ、その後銃口を部屋の中へ。


一番の恐怖の時間は人がいた場合相手を撃つ時100%の確率で自分のパートナーである犬にも当たってしまう事を覚悟しなければならない時だった。(この方法は後のミーティングで廃止された)

お前は幸せそうでよろしい!(笑)😆




自分の最大限の防御が突破されたら容赦なく相手を止める事は米国の場合の方が意識が高く非情な場合もある。


日本の防弾チョッキは防弾ではなく防刀チョッキであるのに対し米国の防弾チョッキは多様な銃の種類の弾から守れるように出来ている防弾チョッキ。


これは両国の犯罪者性質や武器の違いを物語っているなあと俺は感じている。




日本は銃の怖さや殺傷力などに対して経験がない分向けられてもあまりピンとこないし恐ろしいと思わないのではないかなあ。
それよりナイフを持った相手の方が恐ろしいと感じてしまうと思う。



本来無差別に人を刺しまくっていたり子供を人質にとったりしてるような輩は捕まえる前に両腕でも切り落としてしまえばいいと心の中で考えているのは俺だけではないはず、多分殆どのLow enforcementに関わる人間がそう思っているだろう。



罪を憎んで人を憎まずという言葉はそういうヒトデナシに対しては何の更正の余地も足しにもならないことくらいこの仕事をしていれば理解するはず。

無惨に殺された小さな命や弱いものを潰して喜んでいるようなクズの人権の方に重きを置く様な世間は俺は異常だと思う。


そしてそういう犯人に対し一瞬の迷いや優しさを出したが為に自分のパートナーである犬を何10回もナイフで犯人に刺され自分自身も生死を彷徨う事になった同僚達を俺はいっぱい見てきた。


寝食を共にし家族同然に育ててきたパートナーを失うのは自分の一部を八つ裂きにされる気分なのだ。



それに耐えられず辞めていった人間も沢山いるしそれを責めることなど誰ができよう




police K9部隊は自分の体の他にもう1つの体を二つ命を抱えて持って生きているのと同様だと思っている。


そして見た目とは違い法執行官プラス3Kの仕事だから時にはくそまみれになったり冷たい犬舎で震えながら病気の犬の傍に寝泊まりしたり様々だ、

それを誇りに思い歩んでいく事が自分にとっての最高の誇りになる。


少なくても俺はそういうつもりでパートナーのBryanと生きてきた。



彼を失った痛みは今だって全く変わらずあの時と同じ痛みのままなのだから。
それを背負って前を向いていく事が自分のパートナーに対する愛そのものだと思っている。


次回はまた違ったk9部隊のよもやま話をします~🤟

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