二組の夫婦 高橋一生と寅子 | きつねの部屋ブログ版

二組の夫婦 高橋一生と寅子

 まずは本日発表された俳優の高橋一生氏と飯豊まりえ嬢との結婚発表があり、おめでとうございます、と申し上げます。

 

 この二人はNHKでシリーズで放送されている不連続シリーズとして放送されている『岸辺露伴は動かない』で初共演、役のうえで作家の岸辺こと高橋と、その作品の編集者の泉鏡花役の飯豊まりえとのやり取りを視ていて、この二人物語上では結婚はないが、もしかしたら実際に結婚するのではないか、なんてことを考えていた。

 

 わたしのこうした勘は結構よくあたる。

 

 これはドラマ上のはなしだが、『虎に翼』の初回では様々なお見合いに挑む寅子だが、すべて失敗。だいたい本人がどうしても結婚を望む気持ちがないからで、結局母も諦め寅子は法曹の道へと進む。

 

 その時に以前から同じ法曹の道をめざす猪爪家の下宿人である佐田雄三、わたしはこれは寅子の結婚相手ではないかと睨んでいた。

 

 寅子本人はまったくその気はなかったのだが、雄三はどうやら寅子が気になっていたようす。といっても自分がまだ一人前になってもいないし、下宿人の身であるのであまり本気で考えたことはなかった。

 

 で、寅子が弁護士となり、しかしながら独身の女性弁護士に依頼する者はいなく、結婚もしていない女性では社会的な信用が得られずで、学生時代から互いに好きであった恋人に家庭に入って欲しいといわれ、断るが、その彼氏は別の女性と婚約した。

 

 それでまだ独身ではと、また父母に頼んでお見合いを、という展開でわたしがおもった通り、一度は下宿をでて寅子の父の会社に就職していた雄三が手を挙げた。

 

 やはり、という展開になった。寅子は雄三を男として観ていなく、幼いころから家庭教師的な存在で特に恋愛感情などもったことはなかったが、背に腹は代えられず、雄三の結婚の申し出でを受ける。

 

 父も母もとんだ展開になったが、どうやら収まるところに収まった感もあり、大賛成。めでたく二人は夫婦となった。

 

 とはいえ、本当に夫婦になるのはこれからで、雄三の気持ちは確かなのだが寅子はまだ「偽装結婚」である気分が強く、それが解消されるのにはもうしこし時間が必要なのか。

 

 現実の高橋一生と飯豊まりえのベストカップル。是非末長く仲良く、夫婦であってほしい。再度おめでとうといわせてもらいます。あっ、そうドラマの中では岸田は泉を煙たがり、原稿、原稿と迫ってくる泉を家から追い出すシーンも度々。

 

 リアル結婚になったらそんなことのないように願います。