島津有里子アナ再登場 | きつねの部屋ブログ版

島津有里子アナ再登場

 なんとなんともうお目にかかることはないとおもっていたNHK伝説の女子アナウンサーである島津有里子氏に12年ぶりにであった。

 

 これは現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』のお陰だ。

 

現在放送中の大河ドラマ2012年に『光る君へ』で扱う紫式部作『源氏物語』を取り上げた際の『100分de名著』の再放送。いまから12年も前の島津有里子氏のお姿である。この放送時にもわたしは観ていた記憶がある。この時も伊集院光がメインの司会をしていて、島津アナはこの回からこの番組のアシスタントになった。

 

 なんと可愛らしくういういしいのだろう。彼女がNHKへの入局当時、昼の帯番組を担当していた頃からのわたしはファン。

 

 可愛らしくて知性もあり、英語はペラペラ、この時の年齢は38歳でこの若さである。写真の衣装も膝上丈のワンピースで今の女子アナがつけることのないもので、時代を感じさせる。

 

 この時丁度テレビ放送がアナログからデジタルに変換する時で、NHKと民放各局が女子アナをデジタル大使としてキャンペーンを行っていた時、彼女がNHKの大使となってデジタル受像機(テレビ)への変換を各家庭に促す先頭にたっていた。 

 

 この『100分de名著』で神谷美恵子氏の『生きがいについて』にであう。これをきっかけに医師の道を志したと聞いている。そしてアメリカに赴任し戻ってきて、大河『西郷どん』の番組最後にある縁の地の紹介ナレーションを最後のNHKの仕事とし、退職し、それから医師を目指して猛勉強。つい最近であるが医師試験に合格したとの報道があった。wikiより。

 

 実に努力の人である。

 

 昼の生帯番組でアジアの青年たちと一緒に船に乗り、日本各地を回る旅に付き合い、船の上から中継していた、終回で彼らたちと別れる時に涙していたのを思い出した。

 

 医師になるためにNHKを退職すると聞いた時、彼女なら頑張れるおもったが、さすがである。見事今年合格との知らせがニュースになり、アナウンサー、キャスター、そしてドクターに(まだ研修中だろうが)。

 

 いずれにせよ、こうしてまた再会できるのも「紫式部」を主人公にしたドラマのお陰だ。4回に亘り『100de名著』がひと月放送されたものが一気に4話再放送され、録画しておいたものを現在じっくり拝見している。