あなた自覚していますか消費税 | きつねの部屋ブログ版

あなた自覚していますか消費税

 2019年に消費税が8%から10%に加算されたときには世の中、大きな拒絶反応がでたようだが、現在はもう慣れたのか。

 

 その変更前にいろいろと論議されたことがあるがその中に、いままでコンピニの中にあるカウンターや、すぐ食べられる飲食店で買ったものを屋内、もしくは屋外にある建物の括り付けベンチで食べるとそれは10%なのか、とか。

 

 ルールは室内で買い物し、そのまま持ち帰る(テイクアウト)であれば8%はそのまま。しかし外であれ、室内であれ店が用意した椅子等を使い、食せば10%となる、と決められた。それから以降このルールはどう守られているのだろうか。

 

 わたしがよく行くスターバックスは窓が天井まで届く大きなショッピングセンターの一階にある。外は同じような商店ビルが立ち並び、その間にはクルマは通れない広い歩行者専用道となっている、そんな中にあるお店だ。

 

 スタバの前の歩行者専用道には、スタバの机と椅子が並びオーブンカフェとなり、歩行者だけが利用できる、そんな構造だ。

 

 消費税の加算についてスタバは、持ち帰りか、それともカップかを尋ねることはあっても、内側のテーブル利用か、オープンテラス利用かは尋ねることはしない。

 

 実際にわたしが見ていると、陶器のカップはだいたい席使用とみなされるらしいく10%の消費税が課され、紙やプラスチックの容器の場合、スタッフによっては尋ねたり、尋ねなかったり、そこは概ね8%で処理されるようだ。さすがお客本位のスタバ、ではなく後に記すがスタバは当事者ではないからだ。

 

 で、本来歩きながらビバレッジを飲むつもりだったのだが、室内、もしくは外の席があいていればそこに座る、という例もわたしは見ている。

 

 わたしはきちんと2%乗せで支払いをしているのに、とおもうことはあるがそれはあくまでも店と客との問題であり、いちいち客が口をだすことではない。

 

 10パーだろが、8パーだろうが税をとる政府にはそれほどの関わりはなく、店がきちんと支払ってくれればそれでいい。もちろん店側の申告に不正があれば糾弾するだろうが、あくまでもそれは店、企業対政府の問題。

 

 スタバのような大企業では確かに2%の税金は多額。でもその消費税はそのまま政府に支払うべきお金で、消費税の原資はわたしたちが店を通じ国に支払うものである。つまりお店を介してわたしたちの問題なのである。それを意識するか、しないかは私達。 

 

 とはいえちゃっかりは、どうにもわたしにはできないなぁ。