チコちゃん、松本若菜デー | きつねの部屋ブログ版

チコちゃん、松本若菜デー

 今週の「チコちゃんに叱れる」はこの番組に25回も出場している大竹まことと、2回目の出場である準レギュラーになった松本若菜嬢、そしてレギュラーの岡本隆の三人が出演。前回の時もそうだったが若菜嬢の素顔が視られて益々ファンになってしまいましした。

 

 カメラの全身、バストショットでもワイプ窓でも若菜嬢、まぁよく笑うしドラマで観る役柄とは全く異なる素顔、に近いでしょうが意外性もあっていいです。ドラマでは端正なお顔なので、美人ながら時には目キツな意地悪な役や、薄幸な役もおやりになる。「どうする家康」での男装ピッタリで頭の切れる阿茶の局の役もお似合い。

 

 しかし他局のバラエティ番組は知りませんが、このチコちゃんでは役柄とは別人のような笑顔満載のお顔を拝見できて、とてもわたしは嬉しい。

 

 チコちゃんの問いで「人は噂話がなぜ好きか」がでた。その中で芸人タッグを組む鬼越トマホークの坂井良太にスタッフが松本若菜嬢の噂話を知っているかと質問すると、坂井が「ずっと以前吉本興業の事務所近くのうなぎ屋で凄い美人が働いていて、芸人の何人かが彼女の姿を観たくてお店に通った」、との噂話をしてくれた。

  

 本題はそれではなかったのだが、番組終了近くに若菜嬢がその噂話は本当だったと肯定、やはり目につく美人さんであったことは確かめられた。若菜嬢も売れる前には苦労なさったのですね。

 

 またチコちゃんと岡村隆史との鼎談では彼女、実は冷えてるお弁当なら2,3分で食べてしまうとまあお顔には似ず、おっとりではなくせっかち。人は見かけによらないものです。でも好き。

 

 さて次はチコちゃんの問題の中で「ミュージカルはどうして唐突に歌唱がはじまるのか」とあった。この経過が面白くてメモしてしまいました。

 

 まずは近世からヨーロッパで由来のオペラがそのルーツ。ご存じのようにオペラはセリフは全て歌で表現する。特にソプラノ歌手が独唱するアリアはオペラの中でも華。これが観客の心を奪うと今のサッカー選手がゴールを決めたように皆で褒める。そうした高尚なオペラを真似たセリフ寄りの歌唱劇がオペレッタといわれるもの。

 

 ちなみにオペレッタは喜劇性も高いものもあって、日本でも戦前では浅草などで上演されていた。

 

 そしてこれがアメリカでそれまで上演されていたボードビルに影響を与えた。ところが歌唱中心ではなく「ミュージック・コメディ」といってタップダンス、マジック、歌と商業主義的なバラエティ構成でありセリフはあったか、無かったかでいずれにせよあまり重視はされていなかったようだ。

 

 それが一つの作品で今のミュージカルに変身した。それがオペレッタを真似、社会性や歌とセリフで表した黒人の置かれた立場を題材にした「ショウ・ボート」。1927年、ブロードウェイ初ミュージカルといわれている。

 

 それから悲劇や喜劇などブロードウェイの主力となるミュージカルが本格的になった。ただ当時の観客もセリフから突然歌に変わるのはそんなものだとおもっていたらしくもしかし、奇異とは感じていたらしい。

 

 で現在ではいきなり歌い出すのではなく、セリフと歌の間に前奏曲を入れる、また歌からセリフに戻す時も後奏曲を入れるなど違和感ないように演出されている。

 

 ところで、チコちゃんに特有な解説映像の中にミュージカルが挿入され、なんと懐かしい女優さんが登場。わたしが大好きだった元タカラジェンヌで過去テレビドラマにも数々出演していた涼風真世さん、おそらく20年ぶりくらいテレビでは拝見していなかった。細見でお美しいのも昔のまま、感激しました。

 

 というわけで今回は二人の美形を眺めさせていただきました。