元日の大地震 | きつねの部屋ブログ版

元日の大地震

 冗談でなくほんとにびっくりした。元日午後4時に起きた能登沖大地震。その時間わたしは家に居て、あれ少し揺れたかな、くらいの感覚だった。

 

 そしてテレビ画面をつけ、録画予約をしておいた正月番組のラインナップを確認していたが、NHKの生放送に切り替えると女性アナウンサーが「地震です。津波のおそれがあります、すぐ逃げてください」と緊張し、声高に声を張りあげている。

 

 最初は正月ボケもあって、「えっ」と思っていたがこのNHKアナウンサーの切迫したアナウンスを聞いて、これは大変なことがおきたと思った。

 

 この画面の状況をみて東日本大地震を思い出してしまったが、あの大津波が石川県を始め西は福井県、東は新潟県までの津波被害予想の地図がでて、ゾックとした。

 

 石川県の隣の富山県高岡市にわたしの小学校のころのお年をめした担任の先生の実家があり、この地震、津波被害にあわないのか心配をして、同級生たちに連絡をとったくらいだ。

 

 当然のことながらNHKのエンタメ番組は全てニュース報道に切り替えられた。しかし自然のこととはいえ、なにも元日にくることはないだろう、などと思ってはみたが、それをボヤいても自然は人間の想うようにはならないこと。

 

 自然災害も、人災も予想ができないことは同じ。被害が大きいか、小さいかにかかわらずであろう。今起きているウクライナでの戦争、ガザでのイスラエルによる殲滅作戦。こちらのほうもだが被害にあった人達、そして残された人達の無念はどちらも同じだ。