紅白歌合戦2023年寸評 | きつねの部屋ブログ版

紅白歌合戦2023年寸評

 今年の紅白を観ている。この数年は録画はしたが、結局流し視。それも翌日なのだが、気になる歌手のみの飛ばし視、そしてフィナーレと、まともに観ることは無かった。なおこの記載は順不同で、思いついたまま記しています。

 

 ということで、ジャニーズが抜けた紅白、どんなものだろう。推しの浜辺美奈嬢が司会ということならまともに観なくてはならずと、現在生中継を観ている。

 

 今年のテーマは「ボーダレスな夜」。歌唱舞台も正面のステージだけでなく脇にも儲け、101、102スタジオの撮影も交えながら構成も立体的で新しい。なのでこれがホール、スタジオ、中継という3か所での生放送。

 

 また映像も舞台上に「すとぷり」のCGをリアルな司会者たちと声、振付に合わせるというリアル歌手のような手法、いいね。彼ら?が歌いながら客席を行進し、舞台に上がる演出もあって、今までより以上客席と舞台が一体になったように感じた。

 

 有吉、浜辺美波嬢、橋本環奈嬢のトリオが有吉を中央にするとこれが計ったようにきれいな山型、まるで女性二人が背の高さと顔の大きさ、体つきそして笑顔が同じに見えて狛犬のように決まっていた。どちらもカワイイのだが、司会進行は環奈嬢が昨年の紅白も司会経験もあって美波嬢、有吉より一歩リード。でも環奈嬢より美波嬢の表情がちと大人に見えるのは、様々な役をこなしていた女優が本業だからだろうか。しかし、二人とも笑顔が素敵。

 

 司会陣に「VIVANT」での別班ではない方の、堺雅人が選ばれた。

 

 途中、司会の誰かが段取りをまちがえ、有吉と美波嬢が顔を合わせ笑い合うシーンもあってほほえましい。anoちゃんが靴底が高い靴をはいてるとはいえ、2mはあろうかという巨人になっていた。

 

 有吉のNHKでの番組「有吉のお金発見カネオくん」のカネオくんも登場、レギュラーで観ている唯一のバラエティ番組なので、ちょっと嬉しかった。この司会の3人と純烈の4人と並んだ時、あれ同じ日本人とそのガタイの違いにおどろいた。

 

 今年はブレイキンのブームにより男のチームのダンスのフリはこの系統が多く、その広がりを観ることができた。

 

 JUJUの昭和歌謡はわたしの青春時代の曲、テレサテンの「時の流れに身を任せ」。ひっさしぶりに聴いた。歌詞の「時の流れに身を任せ~、一度の人生~」、も、切ない。が、彼女が男と女の世界を演歌で歌っていたので、当時大人になりかけのわたしにはちょっと背がとどかった。が、その後結果苦しい恋をして、彼女の歌詞の意味がわかるようになる。

 

 ○○坂は2組。以前は群舞と歌唱で毎回出場し、でも今回はパフォーマンスはあまり印象にの残らずである。4人の女性グループ、LE ERAFIM、MISAMOの背の高さは、日本人もこんな女性歌手グループがでてきたのかとびっくり.。これから○○坂などの人数が多いアイドルグループは生き残っていけるのだろうか。

 

 そう、○○坂たちは卒業し、新人が替わりに入るという新陳代謝システム。でも流れは変わるのではないかと、予想させられるグループ登場である。

 

 前からおもっていのだが、日本のエンタメ界より韓国の方が勝っているのではないだろうか。とんかく競争力という点においては彼の国の方が厳しい。特に男子チームはそうだろう。

 

 New Jeansも女性の背の高さが一応で、衣装も同じ女子高生制服というところでジャケットやスカートのデザインが少しづつ異なり、ダンスの振りもよく5人のグループ乍ら個性も感じさせた。

 

 水森かおりの歌とドミノ倒しのシンクロがすごかった。前奏から歌い終わるまで倒れていくドミノ。そして最後に水森歌いがおわると同時にドレスのスカート部分下からドミノ倒しのように柄がひっくり返る、このパフォーマンス装置は最高でした。

 

  大泉洋、「水曜どうでしょう」もですが、この番組出演中にパフィーの冠番組「パパパパパフィ」にゲスト出演した時からの顔なじみ。で、「水曜~」を知りもうこの人の天然のコメディアンぶりに大笑い。過去作品から新作までずっと観ていました。

 

 その後テレビドラマが大ヒット。それから映画にでるは、テレビを席巻するは、タレント、司会、そして歌手として紅白出演。わたしも年をとったということを確認させていただきました。

 

 椎名林檎さん、カッコイイ。

 

 クイーン+アダム・ランバートで伝説のクィーンメンバーで一人生存しているギター奏者のブライアン・メイ氏が出演しアダムの伴奏をした、これも凄い。

 

 ケン球が得意な三山ひろしの歌唱中に128人のケン球リーレーが成功し、その場でギネス記録を更新した。と発表されたが、映像を再確認したところミスがあったようで残念ながら世界記録とはならずであった。

 

 もう40数年ぶりにキャンディーズランちゃん登場。ラン、ミキ、スーと一緒に歌っていた曲を2019年にソロ歌手に復帰したランちゃんが歌う。もうこのランちゃん一家、夫と娘ともども稼ぐ(#^^#)v。

 

 日テレ番組懐かしい「ウッチャンナンチャンのウリナリ」で結成された、ポケットビスケッツとブラックビスケット。一夜限りの再結成、懐かしかった。

 

 エレファントカシマシが会場を歌を歌を歌いながら歩きまわり、撮影スタッフが担いだカメラが追い切れず、というシーンもあった。

 

 あいみょんの紹介を「らんまん」の主人公夫婦が紹介、そう神木隆之介くんが出演しました。「らんまん」の主題歌をオールで聴いたらかなり長いのですね。あいみょんの歌を聴いて美波嬢、感極まって泣きました。

 

 黒柳徹子氏も登場。この人は白黒時代(わたしが小学生の頃)からNHKのドラマ「若い季節」、バラエティ番組「夢で逢いましょう」を観ていまして、わたしよりずっと年上ながら記憶力の素晴らしいことに感服しております。

 

 Adeが京都の東本願寺でのパフォーマンスを影絵で表現。またYOASOBINO

二人の存在をしらなかったわたしは現代を生きている人間ではないと確信。

 

 一曲歌い終えた藤井フミヤと一緒に「白い雲のように」を歌う有吉弘行、上がってましたが無難に歌い終わる。そして司会に戻る時に靴を履き忘れ、靴下のまま舞台に登場。

 

 前日録画しておいた「ドキュメント72hベスト10」の録画を本日の朝から観ていて、同番組のナレーションを勤め、毎年このベスト10の司会も勤めるわたしが古くからファンである吹石一恵さんのご主人、福山雅治が登場。いい男にいい女、失礼、ほんとベストカップルです、悔しいけど。

 

 ミーシャが歌い終わり、そして恒例「蛍の光」の大合唱。で、紅組にわたしもテレビから投票しました。会場、審査員、視聴者の票を全て獲得し、紅組完全優勝。

 

 小さなミスはありましたが司会陣も歌手と一緒に歌ったり踊ったりしたし、放送事故などにはならず世間のいう、ジャニーズ系の歌手が出場しないと紅白はどうなる、は杞憂でした。りっぱに舞台は成立しました。司会の3人、そして歌手とスタッフの皆さま、観客の方々お疲れ様でした。

 

 久ぶりの5時間なんなんの生放送を視聴。疲れましたが目的はコンプリート。