皆様のNHKは抗議に弱い
『チコちゃんに叱れる』のキョエちゃんが復活してから少し変化があったのをお気づきの方もいられるとおもいます。
番組当初のキョエちゃんは、岡村隆史に対しては強圧的にでていて、いやこれそのものは現在も変わっていなく、いわば漫才のツッコミ役なので、それは現在も同じ。
ラストでの岡村隆史とのやり取りもですが、番組の中間でチコちゃんがCGで様々な季節に合わせた衣装をした顔で登場するシーンがあります。
そこへキョエちゃんが飛んできて、その顔を崩す、というのが毎回のお約束。そして一言「バカ~」と言ってend。
どうでしょう、近頃の編集ではキョエちゃんそのものも出てきていないのでは。
出てきても大変おとなしく退場?か。
多分ですが、これはわたしの想像。NHKには毎日様々な意見が来ています。その中には「あれはやめろ」「これは変だ」といった抗議のようなものも多くある。
以前ここでも取り上げた『ブラタモリ』で調査のため他人の家の敷地に入る際、かならず「許可をとっています」という文字が画面の右下にでるのもそうした抗議や疑問の結果。
世の中には「これは許せない」と思う方も大勢いらしゃる。
特に子供の視聴者が多い番組ゆえ、親やその上の世代たちがキョエちゃんの”暴言”は子供に悪影響を与える、イジメにつながる、などいろいろといってきたのでしょう。
キョエちゃんの「バカ~」はそれに触れたとわたしは解釈しております。現在のキョエちゃん、復活前より大分おとなしくなり、”暴言”は番組ラストでの岡村隆史にだけ限定といったことだけになっている。
そこが、「皆様のNHK」とは思いますが、このキツイ言い方がキョエちゃんらしかったのに、と思うわたしは少し物足りなく感じております。