こんなん買ってみました | きつねの部屋ブログ版

こんなん買ってみました

 便利なモノ買ってみました。

 わたしは大のコーヒー好きでもうコーヒーに接してから半世紀ちかくになります。

 で、いろいろなコーヒーの抽出方法をためしてみました。

 

 まずはサイホン。

 

 ご存じの方はおらるでしょうが、サイホンは上下2つのガラスの器をセットし、上にコーヒーをミルで粉にしたコーヒー豆を入れ、水を入れた下のガラスの器の底をアルコールランプで温める。

 

 すると沸騰した水(お湯)は下から細い管を通り上の器に上昇、コーヒー豆をその高温のお湯で煮るようにし、適当な所でランプの火を止める。

 

 する上の器の下に通ずる管の上を塞いでいるフィルターで豆カスを受け、適温になったコーヒー液だけが元の下の器に戻るという仕掛け。

 

 コーヒー豆がお湯の中で踊るのを見るには楽しいのですが、とにかくガラスの器の扱いを慎重にしなければならず、上の器に残るコーヒーカスの処理も面倒、で当初想像したとおり、ガラスを壊してしまい、それまで。

 

 パーコレーターも試しました。サイフォンと同じような形式ですがポットの中にセットした挽いた豆を受ける器具の穴が大きく、どうしても豆カスがコーヒー液に残ってしまい飲みにくい。

 

 またコーヒー専門店でおこなっていたネル(繊維)ドリップも奇麗なコーヒー液になりますが、これまた使い終わったらその布を水に浸けておかねばならず、素人ではこれまた面倒。

 

 でいきついたのが現在一般的になった紙ドリップ方式。

 

 これなら抽出後豆カスと共に捨てられるので、この方式を現在まで使用している。

 

 が、困ったことは一人分を作るのであるが、早く作りたいためお湯を沸かすポットと、コーヒーを抽出する用ポットを分ける必要が生じた。

 

 それは抽出用ポットは小さいため、水からお湯を沸かすには時間がかかる。で、まずサイズの大きいポットでお湯を沸かし、それをドリップのために小さいポットへ移すといった手順をとることにした。

 

 ポットが冷えていると別のポットで沸かしたお湯をいれてもすぐには沸騰しない。一般家庭のガスコンロの五徳ではポットが乗るには乗るが不安定。小さなポットは底が狭く、この様子ではガスの火を大きくするわけにはいかない。

 

 どうしたものかと考え、いままではアウトドア用の小型薪ストーブの付属品でああった網を乗せてポットを安定させていた。

 

 こうして長年つかっていたが、やはり火を強くすると細い金属の網が赤くなり、いずれ破れそう。

 

 で、適当な五徳がないかと探してみた。

 あった。

 

 

 

ポットの下にあるのがそれ。

 

ポットを除けてみると。

 

このようなモノがガスコンロの五徳の上に乗っている

 

 コレ買ってみました。これが想像以上に便利で大きなポットでお湯を沸かした後この小さな五徳(ミニ五徳と命名)をコンロ五徳の上に乗せるだけ。

 

 これなら火加減も自由にできて再度一旦冷えたお湯を沸かすに時間がかからず時間が節約でき便利。何度かドリップするあいだにも沸騰状態が保て、直ぐにコーヒーがデイあがります。

 

 もっと早くこのミニ五徳に気付いていたら、愁いは解消できたでしょう。ありがたい品物です。