スタバの旧ロゴマーク
スターバックス、現在のロゴマークは旧ロゴマークに比べると随分とおとなしくなっている。
それは「時代」だからだろう。
1971年アメリカシアトルに開業した「スターバックスコーヒー」。本格的な「濃い」味わいのあるコーヒーをチェーン展開し、アメリカは元より世界中に展開したことはみなさんご存じのことと思う。
そして今ではお馴染みに緑のサイレンマークは日本の都市のどこでもみかけるようになった。
がこのロゴの誕生は1971年当時とは少しづつ変遷していて、現在のロゴマーク、モチーフは「サイレン」という昔船員たちを惑わしたという伝説の人魚を模している。
スタバの開設当時のロゴマークは全体的に茶色が主体。サイレンも丸の中にスターバックスのロゴに囲まれ2本ある尾びれが思いっきり開脚していて胸も見え見えな大胆な姿だった。
それが1987年、真ん中の丸の中にあるサイレンはそのままだったが、縁取りのスターバックスのロゴが緑となり、次いで1992年縁取りのロゴマークさえ消え現在のサイレンの顔中心のロゴマークとなった。
この縁取りが消えた時にスタバのオールドファンは落胆し、本社へ抗議をおこなったそうだ。
ま、とにかく現在サイレンの顔と尾とひれの一部が円の中にいる、ということになり洗練されたデザインとはなったが、物語性がなくなってしまいわたしはきらいではないが、当初のロゴは懐かしく思う。
で、これ。
日本に上陸したての頃、購入したのがこのエスプレッソカップ。
エスプレッソを普及させたのは日本ではおそらく最初。といってもエスプレッソそのままで飲む日本人は少なく、ラテとして飲む人が圧倒的。
そのベースはイタリアやフランスで普通に飲まれているコーヒースタイルのエスプレッソがベースになり、その中にコーヒを注ぐといったもので、以前あったミルクコーヒー(カフェオレ、ただしかき混ぜる)とは味は違い濃くて、カフェオレの心がほっとする柔らかさはない。
が刺激が強いので、むしろそちらの方が好みに合う、という人もいてそれもスターバックスコーヒーが文化を運んでくれたおかげだ。
ちなみに紹介したエスプレッソ用コーヒーカップは飲むには1ショットでは足りず、2ショットが入るようにできている。
どうです、一度コーヒー好きの方、エスプレッソコーヒーをそのまま試してみては。その刺激はもう凄いものですよ。