歴史探偵の助手は渡辺佐和子アナ | きつねの部屋ブログ版

歴史探偵の助手は渡辺佐和子アナ

 NHKのレギュラーの歴史番組の中で最新作が『歴史探偵』だ。これ、同時間帯で放送していた『歴史秘話ヒストリア』の後継番組で、MCをしていた渡邊佐和子アナが引き続き「歴史探偵事務所」の副所長として出演している。

 

 所長は俳優の佐藤二郎、そして現場へ赴く特派員は近田雄一アナウンサー、これがレギュラー陣。

 

 ちなみに近田アナは大阪局に勤めていた時には『鉄オタ選手権』のナレーションを担当していた鉄ちゃんでもある。

 

 さて、この『歴史探偵』、パイロット版として3回ほどイレギュラーに放送をしていた。その時の印象はまず佐藤二郎の所長というのは失敗ではないかと。

 

 歴史好きとの設定であるが、ほぼ基本的知識もないという印象。歴史に興味あるものならだいたい分かっていることさえ知らない。

 

 むしろ歴史に詳しくないからというのは、視聴者目線を代表し、近田アナなどの報告に驚く、という役回りで起用されたのではないか。

 

 さて、問題は副所長役の渡邊佐和子アナ。パイロット版の3回と、レギュラーになってからの3回は、眼鏡をかけ、いかにも助手という雰囲気を醸していた。しかし、はっきりいって彼女に眼鏡は似合わない。

 

 小さいお顔なのでやたら眼鏡ばかりが目立つ。どうにかならないかとは視る度におもっていた。所長にアドバイスするのが役目なので、いかにもという格好をさせられたのだろう。

 

 また、それまで『歴史秘話ヒストリア』で一枚看板を張っていたのに、こんどは副所長という助手の役目、どうにも納得がいかなかった。まぁタモリや鶴瓶のようにタレントが主の番組ではどうしても局アナは脇に回るのは常だが。

 

 佐藤二郎は視聴者目線のただの聞役、渡邊アナは近田アナの報告のアシスト役、ということでの配役になったということなのだろう。

 

 ですが、渡邊アナの衣装がどうにもダサい。眼鏡もそうだが、ジャケットにお揃いの柄のスカートというスーツ姿。ドラマでも考えられない古いコーディネート。

 

 それが昨夜の放送ではメガネは無し、しかもスーツではなく素敵なワンピース姿で華やかに登場。これだよ、これ、渡邊アナはこれでなくちゃ。

 

 この回は、彼女の好きな古墳を特集するということでのスペシャル企画だったので、衣装も変えたとも考えられる。

 

 またとにかく渡邊アナは古墳に関する知識は並み以上にあるものだから、近田アナと呼応してバンバン発言する。歴史素人?の佐藤二郎もたじたじの場面もあって、これはこれでいい具合の番組になった。

 

 これからも渡邊アナ、お奇麗な格好でていただきたい。

 

 番組の内容としても新たに発見された古墳の様態がどうやら大王(天皇と証する以前の呼称)時代のもので埋葬者は大王その人ではないか、とか、古墳をデジタル技術を使って撮影、その復元映像を作るなどなかなか内容があった。

 

 それ以前の歴史好きなら誰でもが知っている基礎知識を放送していた回とは異なり非常に興味がもてた。ようやく「歴史探偵事務所」の名にふさわしい内容となっていた。

 

 これからもこの方向性で番組を作っていってほしい。

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 このブログをNHKが観たか、いや観ていないだろうが、渡邊佐和子アナ、ここで紹介した回から眼鏡を掛けず、衣装が当初のスーツではなくワンピースが標準になりました。よかった、よかった。5月27日・記