建築やインテリアは香港では、建設ラッシュやリノベーションもかなりの需要があるので、毎年600人以上の生徒を企業に輩出しているようです。英語圏の就職が可能なのも日本とは異なり、デザイナー需要も多いようです。しかし、日本との交流が残念ながらほとんど無いようなので、私共が間に入って今後はもっと繋がれるように努力していきたいと、お話しさせていただきました。
こちらはプロダクトデザイン。かなり実用レベルに考えられており、実際の製作はメーカー協力を得ています。ヨーロッパ圏の企業流入が多いと感じました。良い物は取り入れる姿勢に感銘を受けました。
ジュエリーデザインです。専門外なのでパッと見て、本物かな?ってら思えるほどのレベルでした。しかし、この業界は需要が少ないので、ジュエリーショップに働く事がスタートになるようです。ファッションデザイン。路面のショップのように綺麗にディスプレイされています。服の事はよく分かりませんが、独創的な物が多く素人にはイメージしにくいかもしれません。
最後に建築やインテリアの卒業展の資料を幾つかの拝見させていただきました。ディテールも含め普通に実施設計をやる事にビックリ!?おそらく数十枚の図面で空間を検証しています。さらに一度書いた図面に検証の跡を見ると、デザインした学生の意図が見え隠れし、とても面白いです。
今回の学校との交流で素直に感じたのは、もっと日本も有能な人材を取り込むべきだと、感じました。少なくとも私共は、日本企業のご紹介や香港学生の紹介などを含め、積極的に交流を図っていこうと思います。学校側からも、とても前向きな意見を頂けましたので、ご興味がありましたら、ご連絡をお待ちしています。