オーナー様からの要望としましては、現在大きな２枚引違い扉にて各室を区切っていて、大人数に対応させるときには扉を別室の持って行っているようです。それが重い建具な為に女性のスタッフが持っていけないのです。そこで、私達は雪見障子をモチーフにした扉にすることで、建具高さを低くさせ、下がり壁に建具をかけ、空間の変化を持たせています。
又、部屋のつながりと、中庭という外部の空間をインテリアに取り入れ、それぞれの部屋に特徴を持たせ、来客されたお客様が又来たくなるような店舗づくりを提案いたしました！
部屋の構成は、「縁側」「個室１」「個室２」「中庭」の構成。
オーナー様はご提案を大変喜んでいただき、設計依頼となりました。
２階入ったときの「縁側」
左側を外と見立てた空間。右手には各個室がつながっています。
突き当たりには、木とミラーの建具をモチーフにしたデザイン貼にしています。より奥行き感を出しています。
建具を下げた状態の「中庭」です。
３枚の建具なのですが、全体的にデザインすることで一枚の開口のようにしています。
建具を閉じたときの「個室１」
建具を閉じた状態では、下がり壁の赤いアクセントが空間に特徴づけています。
建具を上げた時の個室１から見た中庭
建具を上げた時はシンプルな下がり壁となり、各室の特徴的な床のデザインがつながっています。
