このブーツは、さすがにアーリーに乗る時には履けません。
スモークジャンパーはカジュアル路線。
今回登場しますオックスフォードは、フォーマル路線。
と、自分の中で、このように位置付けております。
ほとんど年中、ブーツを履いていますが・・・
ズボラな自分は、しばらくブーツの汚れを放置してしまい。
ふと、毎日のように履いている、オックスフォードに目をやり・・・
・・・汚れてる・・・キレイに磨いてあげよう。
・・・と、思ったのでした。
そんな訳で早速、磨いていきます。
まずは、汚れを落とすブラッシングから。
画像では分かりにくいですが、多少なり埃や泥汚れに塗れております。
ブラッシングして、汚れを落とし、クリームを塗っての磨きに備えます。
ブラッシング直後の様子。
確かにツヤ感は失せています。
ちなみに、手持ちのブラッシングキットは・・・
上から順に
馬毛・・・豚毛・・・山羊毛
と、なっています。
順に、汚れ落とし〜中間磨き用〜仕上げ磨き用・・・といった感じで、使い分けております。
どなたかの動画にて、ブーツの仕上げ磨きには、山羊毛のブラシが最適と謳っていましたので。
以来、自分も山羊毛のブラシを最終仕上げ用に使ってますが、確かに違う・・・気がしています(笑)。
で、右足・・・左足・・・と、クリームを塗っていき・・・
豚毛で中間磨きのブラッシング〜山羊毛の仕上げ用のブラッシングを終えて・・・
いっとき、ツヤ感が蘇りました。
今でこそ、こうしてキレイな見栄えですが・・・
この先、何十年と同じような輝きを、維持など出来るはずもなく。
もちろん、手入れは怠らずに、今後も磨いていきますが。
どうしても、劣化そのものは防ぎようもなく。
ただ、そこの行程で得られる「味」のようなものこそが・・・
エイジング
・・・だと思っております。
人間も・・・ハーレーも同じ。
年相応に。
まさか、80歳を越えていながら、まるで30代とも見間違うような、そんな外見だったら・・・
違和感しかありません。
逆も然り。
若いのに、新しいのに、どうして古さを求める・・・!?
自分の愛車、アーリーショベルは、まだ新しくピカピカです。
「これがイヤ」という人もいるでしょう。
サビさせてオイルまみれにしたくて、ウズウズしてる事でしょう。
それをブーツに置き換えると・・・
せっかくの新しいブーツを、泥だらけに汚して見窄らしくしてしまう。
・・・それと一緒。
新しくたって、ピカピカだって、良いんだよ。
一緒に歳を重ねていければ、それで良いんだよ。