愛車アーリーショベルは、出来るだけキレイに維持したい。
よく見掛ける、所謂ビンテージハーレーの特徴に・・・
「(偽りの)ヤレ感」
・・・を演出しようとして、乱暴な手段に出る。
故意にサビを発生させたり、塗装を剥がしたり、タンク・フェンダーをヘコませたり・・・
そして、故意にオイルまみれにしたり。
そこを敢えて、とやかく言わないでおくが・・・
自分には、故意の演出を美しいとする感性は、持ち合わせていない。
そう言う子供達はきっと、「真新しさ」を極度に嫌う傾向にあるんでしょうね。
出来立てホヤホヤを嫌う・・・というか。
一方、自分の愛車アーリーショベル。
出来立てホヤホヤである。
ショーバイク・・・とまでは言わないが・・・
作成途中で、カスタムショーに出すか・・・とも、一瞬検討されたとか。
結果、それは叶わなかったが・・・
オイル漏れ一つ、サビ一つない、アーリーショベル。
下回りも・・・
チェーンドライブゆえ、ついアンダーフレームがオイルで、まみれがちだけど・・・
先日、キレイに掃除しました。
(・ω・)ノ
反対側も・・・
ナックルフレームの名残りである、クロスオーバーシャフトが見えます。
Rブレーキはディスク化してるので、このシャフトは全く機能していません。
ラチェットトップミッションやクランクケースに不具合があると、このあたりはオイルまみれに。
それが嫌いなので、目を光らせています。
ジェネレーター付近も・・・
ナックルフレーム特有のサイドカーループも、名残りの一つ。
これもまた、全く機能していませんが、敢えて切除する事なく残しています。
当初、レプリカと思われたこのフレームも、実は純正ナックルフレームだったというね。
アンカットでは無いにしても、充分価値のあるフレームです。
そして、そういうフレームをキレイに磨き上げてくれた・・・。
にも関わらず、乱暴に扱い、瞬く間に「傷モノ」に落とし込んでは、ビルダーさんへの裏切り行為に等しく。
ひいては、キレイに仕上がったハズのアーリーショベルに対しても、あまりに可哀想と思うのである。
傷モノにし、オイルまみれにして、なお・・・
「自慢の愛車です」
・・・などと言っても、誰が信じるというのか。
こんなテーマの話で、よく持ち上がるのが・・・
「愛車の歴史」問題。
・・・である。
そもそも、納車したてで、歴史も何も、これからだというのに。
意図的に、故意に痛めつけておいて、「歴史ガーー!」とか言う・・・
慌てて歴史を語らずとも、その納車したビンテージハーレーで、これから少しずつ一緒に歴史を作っていけば良いんだよ。
仮に、故意に痛めた「自称歴史のあるビンテージ」があった、として。
じゃあ、肝心の乗り手であるオマエの歴史は、どうなんだ・・・!?
俺の半分程度しか生きていない子供が、故意に痛めたバイクに歴史を求めてもな・・・
まずは自分自身を磨きなさい。
似合いもしねぇ、小汚いチョビ髭生やして、背伸びするんじゃない。
鼻水を袖で拭うような子供が、意図的にヤレ感を出したビンテージに乗る姿は滑稽だ。
愛車をキレイに乗る事も出来ない、哀れな子供達。
動画で散見するたび、オジサンは・・・
「あぁ・・・また可哀想な子供達が・・・」
・・・って思いながら見ているよ。
(*´ω`*)