アーリーショベルに欠かせない、チャップスと小物入れの話です。
どちらもレザーアイテムにつき、手入れは必須です。
その頻度は、ネンイチかネン二程度でOK
他にもレザーアイテムと言えば・・・
ジャケット・・バッグ・・グローブ・・サイフ・・そしてブーツetc・・・
そこで、ブログをご覧の皆さんにお聞きします。
お手持ちのレザーアイテム、その全てが「光り輝いていて欲しい」と・・・
思いますか・・・!?
レザー独特のツヤ感というか、鈍い光り方がレザーの特徴でもありますが・・・
だからといって、手持ちのレザーアイテム全てが、ギラギラと輝いていたら・・・!?
ナンでもカンでも光ってりゃあ良い・・・ってモンでもないですよね。
アイテムによっては、多少・・・光ってさえいてくれれば。
さすがに「艶消しブラック」のような漆黒の見た目は、レザーの質感を上手く引き出せていない。
つまり、「光っていて良い」アイテムと、「光らなくても良い」アイテムに、二分化されます。
そして、その判断がレザーアイテムの難しさだと思うんです。
前置きが長くなりましたが・・・
まずは、長年愛用してきた、チャップスから。
一見、特に問題なさそうですが、見る角度を変えると・・・
微妙に色が違うのが、お分かりでしょうか・・・?
縦の縫い目に沿って、半分が黒だけど、もう半分は黒ではなく変色してしまっている。
そして、すっかり「ツヤ感」は失せている。
このチャップスとは、腰から下にかけて身に付けるもの。
ツヤを出すべきか、敢えて出さないべきか。
今回は、ギラギラとまではいかなくても、多少のツヤ感を出してみようと思います。
そんな訳で、お手入れ開始です。
(・ω・)ノ
手入れに使うのは、とあるクリーム。
画像の右半分には、すでにクリームを塗りこんでいます。
もう半分、左側は変色した黒のまま・・・。
まず、これがクリームを塗った、第一の効果。
多分、革に必要な脂分が不足していたんでしょう。
クリームが浸透して、多少・・・元通りの黒に戻った。
この調子で、クリームを塗っていき・・・
次のステップ・・・ブラッシングまで済ませました。
変色部分が、目立たなくなりました。
ブラッシングする事で、少し輝いてくれましたね♪
これがクリームを塗ってブラッシングした事による、第二の効果。
少しだけツヤが復活し、「新しめ」なチャップスに戻りました。
このほうがチャップスも喜ぶでしょう。
せっかくだから、身に纏ってみます。
ちゃんと、上下揃えて試着しますよ。
(・ω・)ノ
・・・
考えてみたら、このスタイル・・・
一年半以上、着ていなかった。
昨年秋のアーリー試乗の時は、このスタイルではない、防寒重視なウエアでした。
随分と、久しぶりな感覚を覚えた・・・
一年半もの、ロスタイム・・・。
それを挽回するべく、明日はこのスタイルで走れたら良いなぁ。
(*´ω`*)
長くなりましたが、最後にもう一つ。
「磨き」ついでに、この小物入れも磨いていきます。
いきなりの「磨き後」の画像ですが。
約7年前まで、タバコを吸ってまして・・・
当時はタバコケースとして、活用していました。
この小物入れも、作ってからかなりの年月が経ちます。
15年か・・・20年か・・・
それだけの年月を経て、ようやくここまでの味を醸し出せるようになりました。
ライトに当てると、またキレイに光ってくれます。
ここまでやったら、もう・・・ついでのついでに・・・
三つ折りサイフも、磨いてあげました。
こうして、それぞれのレザーアイテムに、クリームを塗って磨き上げ・・・
きっと、喜んでくれた・・・
そう思っています。
ちなみに、今回使った「クリーム」とは・・・
無色のブーツクリーム(ニュートラル)。
・・・を、使いました。
ニュートラルとは、革の色を問わないタイプのクリームです。
黒でも茶色でも、どんな色の革でも使えます。
本来、ブーツケアに使うクリームですが、レザーアイテム全般に応用可能です。
ブーツクリームの性質上、塗ってブラッシングしたら光ってくれる。
それも、嫌味な程のギラギラでは無く、多少のツヤ感を得られるような。
一般的なオイル・・・ミンクオイルやマスタングペースト、ニートフットオイルなどには・・・
磨いて光る性質までは、持っていないと思うので。
オイルは主に革の保湿。
ブーツクリームは、革の保湿に加え、艶出し効果も。
ただし・・・!
この「ツヤ感」。
ライフは、そう長くはないかと思います。
頻繁に塗り込む必要はないと思いますが、それこそネンイチかネンニ程度で。
以上、チャップスと小物入れの話でした。
(・∀・)ノ