ハーレーのビンテージ車輌に乗る人に・・・
「なぜ、旧いハーレーに乗るのか?」
・・・と言う質問を、たまに見聞きする。
・・・なぜ・・・って・・・
まぁ・・・確かになぁ・・・
同じハーレーでも、最新型の新車・・・しかもフラッグシップモデルが買えるくらいの・・・
でも、敢えて「そこ」へ行かず、果敢にビンテージハーレーへ。
ここで、「二択」です。
この際、予算は置いておくとして、皆さんはドッチを選択するか・・・です。
もちろん、ドッチを選択しても正解です。
ただ、割合としては、さてどうなるか・・・
10人のうち、果たして何人が最新型を選び、何人がビンテージを選ぶか。
自分的に何となく・・・
最新型が6:ビンテージが4
・・・と、想像しています。
ひょっとしたら、もっと差がつくかも。
7:3
とか。
つまり、最新型が多数派で、ビンテージが少数派・・・と予想。
では次に、それぞれの割合に対する根拠を、簡単に推測してみます。
まず、最新型。
これはもう、文句なしってトコでしょう。
「新しいほうが良い」
・・・はい、正論だと思います。
そして、高性能。
燃料供給装置は、キャブレターではなくインジェクション。
キーをオンにしたら、なんかこう、「ウィ〜〜〜ン」って言うんでしょ?
ビックリしちゃうよね。
( *´艸`)
ていうか、そもそも、アレか・・・
「キーレス」か。
エレクトリックです・・・。
終いには、「自己診断機能」まで??
う〜〜〜〜〜〜ん・・・凄すぎる。
(-_-;)
一方、ビンテージ車輌は・・・
自分の愛車アーリーショベルも交えて、話を進めていくと・・・
まず、エレクトリックな部分は、ほぼ皆無。
ピンからキリまであるキャブの中から、好みのキャブを選びます。
最新型とは違い、冷間時はチョークを引きます。
(まさか、チョークが分からない人が、居るとか居ないとか)
キャブによっては、儀式じみた行為、例えば・・・
キーはオフ、空キックを数回、スロットルを数回捻り、そしてキーをオンで本キック・・・
・・・みたいなね。
最も自分のアーリーは、何も考えずチョークを引き、ただキックを踏む。
ものの数回のキックで、エンジンが掛かります。
(何度も何度も、ひたすらキックし続ける・・・そんな車輌はどこかおかしい)
そして、バッテリーは、ごく小さいものが搭載されています。
大体・・・ザックリ50年ほども前の部品の集合体です。
ですが、キチンと手が行き届いているビンテージ車輌なら、まだまだ現役で走ります。
そして自分の場合。
旧い車輌をキレイにして乗りたい。
一言で言うと、「造りが単純」ですね。
電子制御任せ・・・ではなく、人間の手が入る余地がある。
どこか故障しても、予備さえ持参していれば、どうにか自走して帰って来れる。
確かに最新型には、魅力がたっぷりかも知れないが・・・
魅力、と言う点では、ビンテージ車輌も決して負けてはいない。
良くも悪くも、メカメカしい部分。
クチでは、なかなか言い切れないけど。
最新型にはない魅力が、ビンテージにはある。
一点の迷いもなく、ビンテージハーレーを選択した自分。
今も変わらず、一点の迷いもない。
魅力しか、ない。