ひとまず、完成した我が愛車アーリーショベル。
エンジン始動まで、いくつかの手順はありますが。
たまに見かける、YouTubeで、全然エンジンが掛からないショベルとか。
もう、何度も何度もキックしても、全く掛かる気配がないという・・・。
それ絶対、バイクのどこかが悪い証拠。
自分のアーリーショベルは、手順をキチンと踏んでいれば、数回のキックで掛かります。
不快な振動は、全く無し。
ここで言う「不快な振動」を、誤解している人も多い。
バランスが全然取れていないエンジンは、異常なまでの振動があります。
例えば・・・
60km/hで巡航中、不快な振動は全くありません。
ところが、バランスが全然デタラメなエンジンだと、全ての速度域で振動が顕著に目立つ。
車のタイヤのホイールバランスが取れていない状態と同じです。
まともに走れない状態・・・
にもかかわらず、不快な振動をあたかもショベルの醍醐味かの如く・・・
勘違いしてしまってる人、実はかなり多いです。
始動直後、デスビを遅角状態のままでは、俗に言う三拍子が出てしまう。
三拍子がエンジンの好調を示すでもなく、ましてやあの・・・
「ドコドッ・・ドコドッ・・・」ていうね・・・
全然、ハーレーの醍醐味だとは思っていない。
むしろ、三拍子など、自分のアーリーショベルでは、出したくない。
まぁ・・・エンジン始動後は、すぐにデスビを進角に切り替えるので、それ以降エンジンストップまで三拍子とは無縁。
三拍子が、エンジンにとって最高の状態なら、ともかく。
それは大きな勘違い。
決してエンジンにとって、最高の状態ではない。
カッコ良いとも、全く思わない。
他人の三拍子など、全く興味ないが。
自分のアーリーショベルには、絶対に三拍子など出したくない。
良いエンジン=三拍子
とは、プロの誰がどう見ても、絶対にならない。
私有地を少し試乗した、Hさんによると・・・
しっかりとバランスを取っているエンジンだから、まずどの速度域でも不快度はゼロ。
バランス・・・
これもしっかりとしたエビデンスを元に、主張しています。
何しろ自分も、この眼でしっかりと見ています。
ちなみに、バランスが取れていないエンジンは・・・
ライフは短いと思います。
まさか、それも含めて「醍醐味」と言うのか・・・
そんな訳ない。
ハッキリ言います。
「ウチはバランス取ってる」
と言っても、全然違う事をしているお店。
とんだ勘違いである。
メインシャフトの「芯出し」を、あたかも「バランス取ってます」などと・・・
まがいなりにも、有名店が公言しちゃあ・・・
だったらそのバイク、何年持ちますか・・・!?
中には、遠路はるばるビンテージハーレーを買いに来る人も居る訳ですよね。
実際、はるばる足を運び、買ってきたビンテージの現物を見ても・・・
とてもじゃないが、「これは素晴らしい仕上がり」とは、言い難い。
有名店のはずのビンテージハーレーが、どうして納車直後に不調を訴えるのか。
そんな車輌が、今Hさんの元にもあります。
まぁ・・・自分のアーリーがそんな羽目に陥ってる訳ではないのでね。
せいぜい他人事のように「あぁ〜〜あ・・・納車してすぐ、再修理とは気の毒に」などと思うくらいです。
幾らで買ってきたのか、知らないけど。
どうやらそのクオリティが、そこの有名店の限界域なのでしょうねぇ。
ところが、多少の不具合があっても、ハーレーのエンジンは全てでは無くても動いてしまう。
壊れているにも関わらず、動いてしまう。
そこが、「まだ動くから大丈夫」などと誤解してしまうポイントです。
もう既に、どこか壊れてしまっている。
きっと、そう言うビンテージハーレーは、世に多く出回っているのは間違いない。
バランスとは、なんたるかを、全く理解していないお店がほとんど。
しっかりとバランスを取っているお店、1店舗だけ動画で見かけました。
あまりに少なすぎです。
その上で、繰り返しますが・・・
自分のアーリーのエンジンは、本当に良いエンジンです。
既に何度もエンジン始動〜試乗を繰り返していますが・・・
オイル漏れひとつ無し。
信頼出来るお店、Hさんに頼めて本当に良かったです。
ハーレーに乗る皆さんも、そう言う良縁に恵まれますように。