昨年より長期入庫されている、あるお客さんの48パン。
全然乗れたモンじゃない・・・そんな状態でHさんの元へ。
そんな48も、今では調子良く走れるように。
試乗を重ね、今の所特に不具合は出ていないようです。
この調子だと、納車も近いかも・・・との事でした。
もう一つ。
コレもまた、昨年の話ですが・・・
ほぼ、地元住まいの人が、どうやら本州の某有名ショップから、コーンショベルを購入された、と。
自分も詳しくはないですが、関東圏のショップで、どこぞの芸能人やらも出入りしているそうで。
きっと、色々と調べて、そのお店を選んだのでしょう。
ビンテージハーレーを買うなら、このお店・・・ってな感じで。
納車が昨年とは聞きましたが、発注したのがいつなのかは不明。
ただ、結構待ったようです。
で、やっと昨年納車され、さぁ楽しもう♪と思ったのも束の間。
ナンボも走らないうちに、マシントラブルに見舞われ、Hさんの元へ。
その時、自分もそのショベルを見ましたが・・・
・・・
う〜〜〜〜〜〜ん・・・
と、至る所にツッコミ所が。
ただ、見た目はともかく、走行自体には問題はないので、不具合を直してすぐオーナーの元へ。
それから約1年が経った今頃、またも入庫。
オイル漏れ
だそうです。
Hさんは忙しく、すぐには作業出来ないと告げ、一旦帰宅しようとした・・・ところ・・・
自宅まで辿り着かず、すぐさまHさんの所へUターン。
エンジンは掛けないほうが良い・・・
圧縮は完全に抜け、バルブかピストンか・・・
どう思いますか・・・!?
納車されて約1年程度で、乗れなくなるショベルって・・・。
多分、エンジンはほとんど何もやってないはず。
こうなると、腰下も心配だし、同時にミッションも心配だ。
先日、改めてそのショベルを、くまなく見てみた。
そして隣には自分のアーリーショベルが。
・・・
全然違う
・・・至る所のクオリティに、雲泥の差がある。
敢えてその車両の画像は掲載しないが・・・
これに幾ら払ったんだ・・・!?
納車までの待ち時間は、2年とも3年とも言われている。
価格は知らないが、想像するに決して安くはないだろう。
お店のネームバリューも、取ってるのだろうし。
そして、シロートの自分でさえ、こう言ってるのだから、プロのHさんはどう思っているか・・・。
険しい表情で、そのショベルを見ていたが。
で、そのオーナーに要点を伝え、当分の間、Hさんのお店に保管する事に。
その間、オーナーが今後を決めるのでしょう。
まだ、直すか、手放すか・・・不明だそうです。
と、これ以上は、伏せておきますが・・・
Hさんが組んだビンテージハーレー(自分のアーリーも、まさにそう)・・・
数多く、世に送り出していますが、そんな事起こらないですけどね。
納車してすぐ、走行不能なんて・・・有り得ない話です。
ダメなショップの典型
ではありませんか・・・!?
◯百万も払って、この有様です。
怒りの電話も掛けたくなるってモンです。
ビンテージハーレーでまたも、落とし穴にハマってしまう、そんなパターンでした。
しかもそのお店は、有名店ってんだから・・・
困ったモンですね。
エンジンも直せないのだろうか・・・!?
配線の処理も、ゴチャゴチャ。
バッテリーとオイルタンクの隙間に、余った配線をグイグイ押し込むという、「やっつけ仕事」で濁している。
Hさんは、配線の処理の仕方を見ても、その車両の善し悪しが分かる、と。
自分のアーリーは、配線作業はこれからですが・・・
掲載可能な範囲で、その様子も紹介していきたいところです。
きっと最近の車両の配線とは、大違いだと思います。
それにしても・・・
そういうショップから買ってしまった人は、本当に気の毒です。
皆さんもその時は、どうぞお気をつけて。