過去に、幾度となく類似品を見掛けた記憶を頼りに、イメージを具体化してみました。
まず・・・
あんまり凝った造りには、しない。
レザーのパーツも、単純に一定幅のバンド状から、適宜寸法に合わせて切り出し。
ホルダーの底部分に当たる、丸いパーツ。
ボトルの底から型取り、乾燥させて形状を維持。
分厚いレザーでも、多量の水分を含んで柔らかくなります。
そして、それぞれのパーツを切り出したら、革の表面を保護する目的でコーティングします。
まずは作業を進める前に、完成形を・・・
底のパーツから、四本のレザーを立ち上げ、中間に一本と最上部に一本、丸いバンド状のレザーで支えます。
丸いバンドは縫っていますが、四本のバンドとはまだ連結させていません。
比較的タイトに作るので、縫わなくてもギリギリ完成形を保持出来ます。
なんか個性的な造りにも見えますが・・・(笑)。
(^_^;)
で・・・ここからが意外にも苦労しました。
縫い代は、そう長くはないものの、計12箇所を同じように縫う工程は、なかなかのモノでした(汗)。
途中、糸を使い果たしてしまい、雑貨屋さんに買いに走るも、品切れ。
茶色のナイロン(ロウ引き)糸の代わりに、やむを得ず黒の非ナイロン(ロウ引き)で、間に合わせます。
糸の色違いは、間近でじっくり凝視すれば、判別出来ますが・・・
まぁ・・・仕方がないですね。
で・・・無心で縫い続ける事、数時間。
どうにか完成まで、漕ぎ着けました。
ショベルへの取り付けは、車体が完成してから、ボトルのポジションを決めるとします。
きっと、ダウンチューブか、そこら辺でしょうね。
取り付け方法は、どうとでもなります。
走行中にホルダーから間違っても脱落しないように、タイトに作ったのですが・・・
必要に応じて、脱落防止のバンドでも適当に考えるとします。
また、このホルダーの類似品として、同じ素材で作ったツールバッグやサドルバッグがあり・・・
色合いも、ほぼ同じなので、違和感なく車体に取り付けられると思っています。
決して「凝った作り」ではありませんが。
こう言う簡単な作り程度でも、なんとなく愛着が湧くものです。
きっと、ショベルに合うかと・・・。