まず最初に・・・
当初、かなり待たされる事を予想していた、Rホイールですが・・・
かなりの早さでHさんのお店に届きました。
早速、箱から取り出してみます。
発泡スチロールの枠の中に、ビニールで包まれたピカピカのファットスポークホイール♪
ええやん・・・♪
(*´ω`*)
まぁ・・・以前紹介した、よそ様のホイールと全く同じなんですが。
イメージ的には、こんな感じ。
タイヤの銘柄は、ビンテージっぽく行くか、それとも新しめな感じで攻めるか・・・。
タイヤも現在、入荷待ちとの事ですので、届いてから選ぶ事になります。
さて。
肝心の、ショベルヘッドのエンジン回りの着手が、そろそろ本格化していきます。
早ければ今週末あたりに、腰下内部の作業に入れそう・・・とか。
ですが、その前に・・・
ケース内部に、一部「欠損」が見られる箇所があり。
そこを修復していきます。
画像中央付近、シャフトの「受け部分」の一部が、欠けてしまっています。
これは最初から気付いていまして、まずここから修復していきます。
さて・・・具体的に、「欠損部分」をどう修復するか・・・です。
溶接で「肉盛り」して、そこから研削していく事になります。
はい・・・こんな感じに、肉盛りしたところを削っていきます。
で、このケースはピニオン側とスプロケ側とで、マッチングしているので、大幅な「芯出し作業」は省けます。
・・・全くのゼロには、出来ませんが。
ここからは・・・
フライホイール~クランクピン~コンロッド~ピストンへと・・・
順を追って、移行していくワケですが。
ナニもせずに、ただ組んでいく訳にはいきません。
「上下運動」と「回転運動」とが、キチンとバランスが取れていないといけません。
なぜ、こんな細かなバランス取りを、しなくてはならないのか。
バランスを取らないと、エンジンの寿命に直結してくるからです。
バランスが取れていないエンジンは、乗れたモンじゃありません。
せっかくのショベルエンジンです。
OHする以上、少しでも長寿命であって欲しいじゃないですか!?
それも、5年や6年という短期間ではなく。
キチンとバランスが取れているビンテージハーレーであれば、そうそう壊れないし・・・
滅多な事では、修理での入庫は起きません。
オイル滲みにしても、そうです。
どうしてもオイルは滲んできたりする・・・といっても・・・
看過出来ないレベルの滲みにも関わらず、何度も修理を依頼するようでは・・・
そのバイク屋の力量が知れるというもの。
何度も修理が伴う・・・つまり・・・
そこのバイク屋では、もはや直せないという事。
それでも、何度も何度も、そこのバイク屋に行きますか・・・!?
賢明な判断のしどころですね。