Hさんが、一生懸命ショベルを作成してくれております。
近日中に、先客さんの車輌の作業に入るとの事で。
そうなると自分のショベルは、一旦中断となります。
順番通りに進めて頂ければ・・・
自分のショベルは・・・
まぁ・・・慌てない慌てない。
まだ自分のショベルも、必要なパーツが揃っておりませんので。
今現在までは、出来る作業を取り掛かってもらっておりました。
イチバンの難関は・・・
ナックルフレームにショベルヘッドを積む事
・・・でした。
ナンていうか・・・フレームを「広げた」というか・・・
一部、凹ませたりしましたし・・・(汗)。
純正ルックに拘るマニアからは、ブーイングを喰らう程の荒業でした。
とにかく、これでエンジンは確実に載る。
エンジンのOHの前に、真っ先にクリアしなきゃいけなかった問題でした。
エンジンをOHした後に、いざフレームに載せようとしても、載らなかったら意味が無い。
Hさんには、かなり苦労をかけましたが・・・
お陰でスペシャルな一台に仕上がる事、間違いなしでございます。
しかしながら、車体全貌が現れるまでは、もう少し先の話。
現時点で出来る事を。
そんな訳で、自分もフルスクラッチのショベルに相応しい・・・
ワンオフのサドルシート
・・・を、仕上げていきます。
・・・とは言っても、ただ表皮を張り替えるだけの話なんですが。
極厚レザーを使ったので、まぁ苦労しました(汗)。
(;´∀`)
縫い終わったレザーを、シートベースに被せてみます。
シートベースに被せるにしても、なんせ分厚い4mm厚のレザーです。
硬いのナンのって・・・
なので、水を含ませて柔らかくして・・・
グイグイ引っ張って、どうにか被せました。
裏面は、通常ならリベット留めでもするべきですが・・・
今回は接着剤を使います。
レザーも、果たしていつまで持つか・・・
まぁ、寿命が来たら、また張り替えるだけです。
その為に、敢えてリベット留めを避けました。
あとは、表面にコーティングを施し・・・
その前に、色を塗るか・・・
というのも、今ですね・・・
柔らかくする為に水分を含ませていたんですが。
水分を吸うと、表皮の色が濃く見えるんです。
更に、水分が抜けかかり、次第に元通りの色合いに戻る段階で・・・
部分的に表皮の色が「まばら」になって、むしろそれが良いカンジになってるんです。
ちょっと、コレ・・・いいなぁ・・・と。
・・・
なので、薄めにした塗料を少しずつ、表皮に乗せていこうと思います。