残すところ、あと二日。
この記事のほかに、あと・・・もうひと記事は綴りたいと思ってますが。
どうなりますか・・・。
2023年は・・・
やっぱり、愛車のエボを亡くした事が、自分にとって最も大きい出来事でした。
大事にしていた愛車を、ある原因で亡くしてしまって・・・
立ち直る・前を向くには、愛車エボ以上に愛情を注げるような一台を。
そう思っての、ショベルリジッドの導入でした。
アメリカ本国から、自分との縁が出来て、海を渡り日本へやって来ました。
アメリカで、どういう扱いをされてきたのかは、不明。
それぞれ事情があったであろう中、自分の新たな愛車となるべく、やってきた・・・
「手元に来た以上は、全力で愛情を注ごう」
そう思ったものです。
そして、ミッション。
どうやら、アーリーのミッション(66~69年)らしいです。
来ました♪
アーリー純正のラチェットトップミッション。
これもHさんのお墨付き。
そして、フロント周りは、74レプリカのスプリンガーフォークです。
確か、最も早い納品だったと記憶しています。
レプリカながら、某チューカ製などではなく。
信頼できる逸品との事です。
次に、フレームです。
文字通り、バイクの骨格を成す、重要なパーツです。
当初は、4速フレームにハードテールを接合させる・・・そんなフレームを予定していました。
が・・・
最終的に採用されたフレームは、マニア垂涎のナックルフレームです。
しかも、レプリカと予想していたものが、驚きのホンモノでした。
ナックルヘッドを搭載していたフレームです。
所々、手直しの痕跡は見られたものの、それでも充分価値のあるフレームです。
マニアは一切傷を付けず、極力オリジナル度の高いままのフレームを使いたがるとか。
そもそも、このフレームに積もうとしているエンジンは、ショベルヘッドです。
どうやっても、無加工では載らないので、必然的に大幅な加工を要します。
きっとこの時点で、マニアは卒倒モノなのでしょう・・・(笑)。
「貴重なフレームに、ナニすんねん!」
・・・と。
・・・大丈夫♪
自分は、そこまでマニアじゃないから♪
更に、喜ばしい変更が。
腰下のケースは、アーリーショベルのマッチングしたケースを使える事になったのです。
エンジンの全体図は、ざっとこんな感じになります。
コーンショベルからのケースとは、一線を画す形状ですね。
なんとなく「旧車感」を覚えます。
ここからは、なるべく余計な装備の無い、チョッパー感満載の一台とするべく・・・
どうせなら、既製品のオイルタンクではなく、ワンオフで作成しよう、となり・・・
丸い筒状の「バレルタンク」に加え・・・
キャップは、これまたマニア垂涎モノであります、XLCHアイアンショベルのオイルキャップを採用。
これもレプリカではなく、ホンモノのキャップです。
ただ、見方によっては、「寄せ集め」と見る人も居るかも知れません。
が、自分としては、全てが妥協のないチョイスで・・・
限られた条件のもと、最善の判断が出来たと思っています。
残るは・・・
ホイール
・・・なのですが。
当初は、一般的に広く流通している、ごく普通のリプレイスホイールを組む予定でした。
が・・・
まず、Hさんが言うには・・・
「リプレイスホイールを組んだ想像をしたら、ホイール自体が見劣りしてしまう」
・・・そうで(汗)。
・・・確かに、そうかも知れない。
Hさんの頭の中には、既に「完成予想図」が明確に出来ており。
会心の一台を作る以上、ここまで来たらホイールさえも妥協すべきではないのでは?・・・と。
これは決してHさんが「商売っ気丸出し」で提案しているのではなく・・・
いざ自分が納車の時を迎え、愛車と向き合った時、全てにおいて満足して欲しい・・・と。
きっと、そういう意味なのだと思う。
正直、予算も限られているが・・・
ここまで来たら、妥協せず、満足のいく一台に仕上げてもらうとしよう。
ただ・・・
ホイールも、恐らくアメリカ本国にあると思われ・・・
流通状況次第では、変更も起こり得るかと。
と、まぁ・・・
改めて振り返りましたが。
理解を示してくれた家族と、多忙なところ作成を快諾してくれた、Hさん。
また、ナックルフレームを提供してくれた方・・・
アーリーのケースを譲ってくれた方。
いろんな方の理解とご厚意があって、完成へ向けて少しずつ着々と近づいております。
来シーズンは今年乗れなかったぶんも、挽回するべくたくさん走ります。
ロングツーリングや、ソロキャンプにも行きたい。
そう遠くないうちに、本州のどこかにも行ってみたい。
ただ・・・
やっぱり「人混み」が嫌いなので。
ひっそりと行って、ひっそりと帰ってきます(笑)。