年内の営業時間も、そろそろ終わりに近づいてきました。
先客さんもいらっしゃる中、自分のショベルを出来る範囲で手掛けてもらっております。
今回はオイルタンクのその後と、シーシーバーの作成の様子を紹介致します。
地金剥き出し状態のオイルタンクから、まずは下地処理をしていきます。
ちゃんと熱処理を施して頂いてます。
落ち着いたら、再びフレームにマウントしてみます。
充分、表面は滑らかになったように見えましたが、まだ下地処理の途中だそうで。
表面に触れてみても、至って滑らかでしたが・・・(汗)。
決して妥協しないところも、きっとHさんの良い所なのでしょうね。
本当に安心してお任せ出来ます。
そして、シーシーバーですが・・・
以前、シーシーバーの高さで、意見が分かれた・・・と言いました。
なので、「良いトコ取り」をと・・・
低いのと高いのと・・・二つ作ってもらえる事になりました。
ただ、根元からまるっきり二つ作る・・・のではなくて・・・
途中から上を「差し替える」ような構造にしたんです。
差し替えなくて済ませられる部分があるので、そこは合理的に。
分かりやすい画像を紹介します。
サフェーサーの色から、その形状が判別出来るかと思いますが。
画像のフレーム~フェンダーまでの部分が、所謂「差し替えなくて済ませられる部分」です。
材料も多少は節約出来ますね。
太さが違って見える部分は、パイプ状になっていて、そこに「上の部分」を差し込むような造りです。
で、差し込んだら、程よいサイズのネジで固定する・・・って訳です。
普段は、チョッパーらしく、低いシーシーバーで。
いざ、荷物を積む時には、高いシーシーバーに変えて、荷物を括る。
実に便利です。
で・・・実際に荷物を積む、その方法ですが。
悪く言えば「無造作」に・・・
フェンダーの上に直接、荷物を置き、シーシーバーで括ります。
フェンダーの部材は、厚みのある頑丈なものに加え・・・
フェンダーのステーも兼ねているシーシーバーにより、見た目以上に強固な造りです。
まぁ・・・フェンダーの塗装面は、さすがに何かしら養生はしますけどね。
あとは、両サイドに吊り下げるタイプの、自前のサドルバッグですが・・・
今の所、特に専用のステーとか、何も考えておりません。
ゴムロープとか、そういうので何とか取り付けられる気もしています。
ひとまずこれで、リヤ周りの大まかな加工が終わり、あとは塗装してフィニッシュ・・・
・・・と、いったところでしょうか。
バイクの顔・・・とも言うべき「フロント周り」も、いずれは着手となり・・・
いよいよ完成形がイメージしやすくなってきますが・・・
もうちょっと先の話となりそうで。
じっくりと、妄想しながら楽しみにしています。