ハーレーダビッドソンのバイクのうち・・・
モデル別によって、ドコまでが俗に言う「旧車」に該当して・・・
ドコからが該当しないか。
時に熱く議論されております。
自分の・・・前の愛車、エボですが。
98年式エボリューションエンジン搭載モデルにつき・・・
現在は2023年ですので、実に25年前の車両となります。
「25年なら、充分『旧車』扱いだよ」
「いやいや、25年くらいなら、まだまだだよ」
意見が分かれるところです。
率直な自分の結論
まぁ・・・ドッチでも良いかなぁ・・・!?
┐(´∀`)┌
「旧車」という括りで、ハーレーに乗ってる訳じゃないので。
ただ・・・
そうか・・・もう25年か・・・
この、ベース車輌。
自分の前に乗っていたのは、自分の旧友です。
納車当時からは、大きくかけ離れた外見となりました。
現在新たに作成してもらっている、ショベルヘッドですが。
これはもう、国内ではまだ誰も乗った事がない、イチから作り上げられる一台。
新規登録となるので、最初の車検は3年(←ナイス)。
自分が、このショベルヘッドの最初のオーナーです。
上の画像、マフラーのエンド上に、ツールバッグが取り付けられています。
先日、これらのバッグを持って、ショベルに取り付けする為、位置の仮決めに行って来ました。
今度の愛車のマフラーの取り回しによっては、テールエンドとニアミスとなるかも知れず。
反対側へ取り付ける事になるかも。
あと、サドルバッグは、さてどう吊るすか。
まだ納車すら、されていないというのに・・・(笑)。
こんな事ばっかり考えております。
よく、「おススメ車輌」などと称して・・・
各種SNS等で発信しているのを見掛けます。
ハーレーダビッドソンで言えば・・・
「今、中古で買うなら、○○か□□モデルがおススメ」
・・・みたいなヤツです。
個人的には、「おススメ」する事自体しませんが、強いて言うなら・・・
最新型の新車
・・・を、おススメします。
理由は・・・
例外はあれど、原則・・・新車は壊れないだろうから。
新車のハーレー、乗った事ないから、分からんけど。
でも、普通は壊れないんじゃないですか!?
だって、新車ですよ!?
つまり・・・
「新車だったら、間違いない」
・・・という発想です。
で・・・すんなりと「新車」を選べれば良いのですが・・・
なかには、「もう少し旧いハーレーに・・・」と言う人も居ますので。
約半世紀前のハーレーに乗ろうとしておきながら、そんな自分が言うのもアレですが・・・
安易に中古のハーレーは、おススメしません。
なにかと高額な費用が、どうしても伴うからです。
それこそ、新車のハーレーを買う以上の、高額な費用が。
そして、よく耳にするのが・・・
「旧いハーレーって、壊れないの?」
・・・という疑問です。
年式的に、エボもそろそろ含まれるのですが・・・
旧車であればあるほど、購入直前にどんな整備が施されていたか。
これが極めて重要になってくると思っています。
自分が所謂「旧車」に乗ろうとするなら(まさに今現在の自分ですが)・・・
いかなるルートで仕入れたにせよ、まず最も重要なのはエンジンとミッションの状態を気にします。
例えば、某ヤフ○クあたりで・・・
「ショベルリジッド 年式不明 エンジン・ミッション良好」
・・・などとあった、としましょう。
自分なら迷わず、エンジン・ミッションのフルOHをします。
エンジン・ミッション良好・・・と言っても、「どう良好なのか」が分からないから。
で、車輌代金が、そうですね・・・
300万円・・・とでもしますか。
つまり、決してオークションで買った金額だけで済ませる気は無く・・・
車輌代金に諸々のOH代金を加算します。
ただ、それはエンジンとミッション「のみ」の話です。
フレームにクラックを見つけてしまった、とか。
キャブが全くダメで、丸ごと交換を余儀なくされた、とか。
ステムベアリングやホイールベアリングが、もうゴリゴリいってる、とか。
更なる出費が嵩むかも知れません。
結論
某オークションで買った「だけ」のハーレーは、自分は乗らない。
それ以前に、オークションでは買わない。
信憑性に欠けるから。
最悪、「そういう購入方法しかない」としても・・・
直後にフルOHしてもらえるお店(しかも技術のある、信頼できるお店)に事情を明かしておきます。
そうして、OHしてから乗らないと・・・
忖度なしで言いますが、「壊れる可能性が極めて高い」と思っています。
更に言えば・・・
「昨年、フルOH済み」
・・・などと謳っていても、間違いなく自分でフルOHに出します。
これも、信憑性に欠けるから。
悪く言えば、信用していない。
信用に足るだけの材料が、こっちにはない。
「オークションで絶対買うな!」とは言いませんが。
高い買い物をしようとする訳ですから、入念な下調べも必要です。
少々、長くなりました。
最後に、「旧車」について結論というか、持論を。
例え、自分が乗ろうとしているショベルはおろか、パンやナックルであっても・・・
しっかりとOHされていれば、壊れない
・・・絶対とは言えないし、責任も追えませんが。
理由は・・・
Hさんの手でOHされた旧車は、悉く「今も元気に走っている」からです。
納車して5~6年後あたり、ガスケットが抜けて修理を依頼・・・とか、そういうのはありますよ。
ただ、技術的に問題があって、頻繁に修理の依頼が入る、とかは一切ないです。
Hさんは既に独立して・・・20年くらい経つのでしょうか・・・
過去には、自身が渾身の一台を作成し、バイブスの表紙を飾った事もあります。
その気になれば、鉄板一枚で燃料タンクやフェンダーは元より・・・
丸パイプからフレームさえ作り上げてしまう・・・そんな技術の持ち主です。
それだけにとどまらず・・・
ハーレーのエンジン、特にナックル~パン~ショベル~エボあたりまでのOH技術は・・・
日本国内において、有名なビルダーさんに対しても決して引けを取らない。
それでいて、変に威張ったり、横柄ではない。
まさに、技術者そのもの。
塗装から板金、エンジンのOHまで、全てHさんだけで完結出来ます。
このブログは、そんなHさんの技術力を・・・
そして自分のショベルの、OHの内容に対する備忘録のような意味で・・・
書き綴り残していくのが、最大の目的です。
キレイなカスタムも、確かに良いですが・・・
旧車に乗るなら、信頼できる人・お店に、いつでもOH出来るように備えておく事。
これが一番、末永く旧車に乗る事に、直結すると思っています。