お店に行くと、こんな佇まいでした。
アーリーのクランクケース。
コーンショベルの、それとは違い、歪な形状ですね。
Hさんは、さながら「ひょうたんのような」形状と、表現してましたが。
ちなみに、この状態は、ただ「載せている」だけ。
これから実用レベルまで、調整していってくれます。
OHとは、そういうものですね。
「やってもいない」事を、あたかも「やったよ」などと言ってしまったり。
お店としては、決して有ってはならない事です。
ふと、「お店とユーザー」との関係性について、思う所があり。
OH・・・と、一言で言っても、お店によって内容が違ってくるものです。
決して同じではありません。
もちろん、その価格帯も。
例えば、とあるユーザーが、自身の愛車であるハーレーの、エンジンOHをする・・・とします。
そこで、どこのお店にも心当たりがない場合、自分で調べる・探す事になりますね。
さて、どこのどんなお店に、愛車をOHしてもらうか。
とにかく安いお店を選ぶ・・・!?
とにかく信頼出来るお店を探す・・・!?
行きつけのお店が無い場合、そうやって基準を設けてお店を探しますよね。
一方、既に「行きつけのお店」が有る場合。
依頼して、晴れて手元に帰って来たら、末永く安心して乗りたいですよね。
「行きつけのお店」に、キチンとOH出来るだけの技量があれば良いですが、そうではない場合も。
しかもユーザーが、鋭く「お店の技量」を見抜ければ良いですが、見抜けられないと大変です。
最悪の場合、上記にある「やっていない」のに「やったよ」と言ってしまうお店があったり。
そこを見抜くだけの眼力を備えておくのも、ユーザーとして必要な要素だと思います。
そういう「やってはいけない」事を、やってしまうお店があるのも、残念ながら事実です。
ただ、我々ユーザーにも、「やってはいけない」事はあります。
行きつけのお店が無いなら、ゼロからのスタートなので、一概には言えませんが・・・
行きつけのお店がある場合、そのお店を「秤にかける」ような真似は、してはいけないと思うんです。
OHでも、車両を購入するのでも、ナンでもいいですが・・・
行きつけのお店で見積もりしてもらい、更に別のお店に行って価格交渉する事は、正直タブーだと思います。
秤にかけられた双方のお店が、気分を害します。
お店側としても、そういうユーザーはちょっと敬遠したくなりますよね!?
ユーザーに必要なのは、まずは「見極め」ですね。
そのお店が、どこまで出来るのか。
接客態度が横柄ではないか、技量が備わっているか。
プロとしてユーザーにキチンと説明出来るかどうか。
なにも専門用語ばかり並びたてて説明しなくても、ユーザーが理解出来るような説明か出来るかどうか。
自分の場合、どうせエンジンをOHするなら、簡単にでも理解したい。
この部品がどういう役割を持ち、どういう動きをするか。
その作業が、今後どういうふうに影響していくか。
それらをユーザーにも理解出来るように、分かりやすく説明出来るかどうか。
(そんな事、必要ないよ)
と、思った・・・ユーザーあるいはお店。
残念ながら、その先は知れています。
そうならない為にも、プロはプロとしての・・・ユーザーはユーザーとしての知識が必要になって来ると思います。
年式問わず、ですね。
そうそう。
年式にもよりますが、ハーレーダビッドソンのエンジンのOHに掛かる費用について。
高額なお店もあるのかも知れませんが、仮にそれが「価格設定に見合ってる内容」であれば文句はありません。
ところがそうでない場合、それはちょっと問題ですが、どうやって「気付く」か。
価格に見合っただけの作業内容かどうか。
場合によっては、作業工程を見物させてくれるかどうか。
作業内容を分かりやすく説明してくれるかどうか。
そしてそれを理解出来るだけの知識を、ユーザーとして持っているかどうか。
外注に出し、あたかも手柄を横取りするかのような振る舞いや・・・
内容も満足に理解せずに、金額ばかり文句をつけるユーザーとか。
車輌(エンジン)が旧ければ旧い程、外装のカスタムより先に、まずはエンジンのOHを。
自分の場合、そうします。
そこを疎かにして、外装のカスタムはしないです。
せっかくカスタムしたとしても、途中で止まったりしたら楽しめない。
自分は、そう思います。