今日も当たり前のように
朝があって夜がくる
そこには太陽と月の存在があるのだけれど
ふっと思ったことは
「日(太陽)がのぼって、沈む」とは
聞き慣れているけれど
「月がのぼって、沈む」とは
あまり聞きなれない

なぜなら
月は天体の動きとしては早く
平均して毎日50分も遅れて出てくることもあるそうで
それは平均的な数値で
30分の時もあれば
70分の時もある
割と気ままな天体だけど
ある程度の法則性を持って動いているに違いない

一方で太陽は
長い単位で見ると多様の誤差はあれど
周期的に動いてくれている
どっちが良くて
そってが悪いなんてこともない
比べるものではない
だけど人は不思議なもので
少し知識を持つと
太陽の光で月が輝いているから
「太陽さんありがとうございます」
って太陽ありきで月が輝いているんだと
だから太陽のおかげだって思うのかもしれないけれど
実際そんなことはないし
天体に優劣なんてない

そこに存在するだけで
自分から光を放って動きが一定でも(恒星)
誰かに照らしてもらいながら、ぐるぐる動き回っていても(惑星)
それは個性であるし
どちらも素晴らしい存在だと思う
誰かと
何かと
比較したがるのは人間の性なのかもしれないけど
そこに答えも喜びもない
だからと言って
比較してはいけないということでもない
健全に比較して
自分に足りないところや
「もっとこうしたら」という改善につなげていくと良い
それ(比較)を引きづる可能性があるのであれば
最初からしない方が良いと思う
不安や心配は「誰かと一緒」で補うのではなくて
不安や心配は何事にもつきものなんだと割り切って
自分の弱さも受け入れて強さにしていける様に
日々自分を見つめることが必要だと感じる
どんぐりの背比べという
ことわざがあるけれど
「人間の背比べ」も天体からしたら
なんかやってんな〜くらいなんだと思うと
もう少し気楽に
自分の道を歩いていけると信じれそうだ

