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夜のギターひきのブログ

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恍惚の人は、有吉佐和子、1972年のベストセラー小説で、当時中学生の自分にも記憶に残る作品でした、文学のなかの老人を考えるつもりで、この小説を読だのですが。
時代は変わる、もちろん介護保健などない、認知症と言う言葉もない時代を、社会問題にも積極的に向かう作家として、有吉佐和子は描いています。
   主人公の共稼ぎ夫婦にとって、認知症の舅は最後まで理解不能でした。人々も、医師も、行政も
主人公を精神的にフォローすることができていないのが印象的です、当時は[中核症状、BPSD]などの、理解の手立てもなく、[ボケ、耄碌]という理解から、先に進めません、主人公夫婦はその状況のなかから
自分達自身の老後に強い不安を感じています。
    結局、家族は破綻しません、生活水準、地縁、血縁、が背景としても、現代より豊かだからかもしれません。
     変わって行くのが、社会なのだとつくづく思います、今後の超高齢社会は前例のない社会ですが
新しい、人間関係、社会環境、を、目指さなければ、小説の夫婦以上に、不安にさいなまれ、
そして、老後に苦しむことになるのだと思います。