ゴールデンウィーク （GW) に日本に入る場合、通常の日本人旅行者と逆のパターンをいけば
かなり航空運賃を抑えることが出来ます。
つまり、
日本人旅行者が日本を発つ、GW始めに日本に入り、
日本人旅行者が日本に帰る、GW終わりに日本を出る。
GW期間中は、一日の違いで料金が３倍になってしまうこともあるそうです。
で、それを利用してエロ夫の同僚 （インド系米国人） が友人と日本旅行の予定を立てました。
エロ夫によると、彼 （ジェイソン・仮名） は日本に関するガイドブックをすでに数冊読み、歴史好きとのことで日本史の本まで手をつけているとか。
両親はインドからの移民で、数年前に離婚した奥さんもインド系。その家庭環境から 「生もの」 を口にしたことがなかったジェイソンですが、エロ夫の勧めにより人生初の 「スシ」 に挑戦。
My 箸 も購入し、その箸を使ってシリアル （いわゆる、ケロッグです） をつまむ練習 もし、
とにかく
「すごく張り切ってる」 ｂｙ エロ夫
なのだそうです。
で、他にも日本食を試したいし、奥さん （え？わたし？） から もっと日本の話を聞きたい、という彼の要望に応え、行ってきましたよ、
浅黒・インド顔 の ジェイソン と、
白顔・白人顔 の エロ夫 と、
黄系・東アジア顔 の 私 で、
日本人シェフが腕を振るう、ちゃんとした日本食レストランへ。
ジェイソンと会うのは初めてだったのですが、さすが、移民の子です。さすが、アメリカ国外に旅行に行くだけのことはあります。私の英語の発音におののくことなく、フツーに会話が進みます。
（流暢な英語の発音でないと人間じゃない、みたいな顔をするアメリカ人、結構いますし、国外に興味があるアメリカ人もめっぽう少ないですし。）
で、酒よりも焼酎の方が初心者にはいいかもよ？ という私とともに焼酎を組みかわし、彼は箸の練習の成果を披露し、温泉の入り方もマスターしたと、いい調子の席 になってきました。
「東京では六本木に行ってみようと思ってる」
え？ 何故に日本にまで行って六本木？
「日本の色々な顔が見たいんだ。お寺や神社やお城、原爆ドーム、それに今の日本もね。」
なるほど。
それからなぜか、話は東京の歓楽街へ。。。
「路上での客引きには気をつけなきゃね。ホステス・バーで法外な値段を取られるらしいから」
え・・・？？
「外人のホステス・バーは、東欧系よりフィリピン系の方が英語が通じるから楽しめるんだって」
・・・。 それもこれも、ガイドブック情報ですか・・・？
しかし、インド顔のあなたが客引きに会う状況は想像し難いし、そうですか、京都や広島に比べ、東京の滞在期間がやたら長いような気がするのは、そういうわけ。。。
しかし、あくまで真面目に会話を進めたいジェイソン。
「裸同然の女性の写真が、そういう店先に貼ってあったり、公衆電話にもあるそうだけど、日本の警察は何も取り締まらないの？」
えぇっと・・・。 そういうことには国を挙げて寛大なんです、恥ずかしながら。
でもホラ、アメリカだってイエローページにその手の広告があったりするじゃん？
「あぁ、そうか、そうだね。姿を変えても事の本質は同じということか」
やけに素直なジェイソン。
そんな感じで、自衛隊からお花見、富士山から天皇制、核問題からエロの低年齢化まで、ガイドブックから得た情報の真偽を純・日本人の私にぶつけ、あちこちに話が飛びながら、焼酎から日本酒に変わり、久保田を一本空けるころには、もうどーでも良くなってきてしまった私だったのでした。
かなり航空運賃を抑えることが出来ます。
つまり、
日本人旅行者が日本を発つ、GW始めに日本に入り、
日本人旅行者が日本に帰る、GW終わりに日本を出る。
GW期間中は、一日の違いで料金が３倍になってしまうこともあるそうです。
で、それを利用してエロ夫の同僚 （インド系米国人） が友人と日本旅行の予定を立てました。
エロ夫によると、彼 （ジェイソン・仮名） は日本に関するガイドブックをすでに数冊読み、歴史好きとのことで日本史の本まで手をつけているとか。
両親はインドからの移民で、数年前に離婚した奥さんもインド系。その家庭環境から 「生もの」 を口にしたことがなかったジェイソンですが、エロ夫の勧めにより人生初の 「スシ」 に挑戦。
My 箸 も購入し、その箸を使ってシリアル （いわゆる、ケロッグです） をつまむ練習 もし、
とにかく
「すごく張り切ってる」 ｂｙ エロ夫
なのだそうです。
で、他にも日本食を試したいし、奥さん （え？わたし？） から もっと日本の話を聞きたい、という彼の要望に応え、行ってきましたよ、
浅黒・インド顔 の ジェイソン と、
白顔・白人顔 の エロ夫 と、
黄系・東アジア顔 の 私 で、
日本人シェフが腕を振るう、ちゃんとした日本食レストランへ。
ジェイソンと会うのは初めてだったのですが、さすが、移民の子です。さすが、アメリカ国外に旅行に行くだけのことはあります。私の英語の発音におののくことなく、フツーに会話が進みます。
（流暢な英語の発音でないと人間じゃない、みたいな顔をするアメリカ人、結構いますし、国外に興味があるアメリカ人もめっぽう少ないですし。）
で、酒よりも焼酎の方が初心者にはいいかもよ？ という私とともに焼酎を組みかわし、彼は箸の練習の成果を披露し、温泉の入り方もマスターしたと、いい調子の席 になってきました。
「東京では六本木に行ってみようと思ってる」
え？ 何故に日本にまで行って六本木？
「日本の色々な顔が見たいんだ。お寺や神社やお城、原爆ドーム、それに今の日本もね。」
なるほど。
それからなぜか、話は東京の歓楽街へ。。。
「路上での客引きには気をつけなきゃね。ホステス・バーで法外な値段を取られるらしいから」
え・・・？？
「外人のホステス・バーは、東欧系よりフィリピン系の方が英語が通じるから楽しめるんだって」
・・・。 それもこれも、ガイドブック情報ですか・・・？
しかし、インド顔のあなたが客引きに会う状況は想像し難いし、そうですか、京都や広島に比べ、東京の滞在期間がやたら長いような気がするのは、そういうわけ。。。
しかし、あくまで真面目に会話を進めたいジェイソン。
「裸同然の女性の写真が、そういう店先に貼ってあったり、公衆電話にもあるそうだけど、日本の警察は何も取り締まらないの？」
えぇっと・・・。 そういうことには国を挙げて寛大なんです、恥ずかしながら。
でもホラ、アメリカだってイエローページにその手の広告があったりするじゃん？
「あぁ、そうか、そうだね。姿を変えても事の本質は同じということか」
やけに素直なジェイソン。
そんな感じで、自衛隊からお花見、富士山から天皇制、核問題からエロの低年齢化まで、ガイドブックから得た情報の真偽を純・日本人の私にぶつけ、あちこちに話が飛びながら、焼酎から日本酒に変わり、久保田を一本空けるころには、もうどーでも良くなってきてしまった私だったのでした。