ぼくは、すべてのお金に意味があると思っている。

 

例えば、同じ100円をもらったとしても

お手伝いしてもらった100円と

拾った100円とじゃわけが違う。

 

手伝ってもらった100円は大切にしようと思える。

 

そんなことも知らないでお金を貸してとかいうやつは

もはや人ではなく、泥棒です。

お金には意味があるんです。

 

先日、この前亡くなった大叔母の納骨があった。

実は、この叔母、、、、結構な財産を残している。

正直びっくりした。

 

財産は、、、、5000万~1億円の間とだけ言っておこう。

 

この大叔母は、

ぼくからみて

親父の母親の妹

 

つまり、おばあちゃんの妹にあたります。

 

ここからは最近分かった話です。

ぼくもちょっとびっくりしております。

 

この亡くなった大叔母、、、、

ずっと独身で、子供が嫌いな人だと思っていました。

けれど、なぜかぼくだけ、やたらかわいがってくれました。

 

そして、亡くなって、この財産。

独身だったもんでもちろん子供もいない。

 

身内でこの大叔母に近い血縁はうちの親父しかいない。

そして、この金額、、、さすがに「はい!もらいます」というわけにはいかず、

相続税があるので、弁護士に相談するようにと親には言って、

現に相談しにいった。

 

もらうのであれば適切に処理したお金じゃないといけない。

 

それに僕はずっと引っかかってることがある。

 

それは大叔母は何故独身だったのか?

性格も悪くないし、

家事もできる。

ただ、何ゆえか子供が大嫌いで、特にうるさい子は嫌いだった。

 

が、何ゆえか僕だけほんとに好かれていた。

最後にぼくの顔を見て亡くなったくらいだ(ぼくの顔を見て

1日後になくなりました)。

がんばってくれた。

僕がくると聞いた叔母は急に元気になったらしいです。

そして、僕の顔を見たのか、、安心したのか、、、

その日は外出許可もでるくらい元気になって、少しだけ、車いすを僕がおして30分くらい

一緒に散歩して、

帰り際に「久々の外、気持ちよかった。」と笑顔で言ってくれたんです。

それまでは、ほんとに結構危なかったみたいです。

その数時間後、、、、いきなり危篤状態、、、

医者もこんなに急変するのはなかなかないということでした。

そして、そのまま、、、、亡くなりました。

 

話を戻す

 

財産の関係で弁護士に再度、受取人の確認作業をしてもらっておりました。

すると、、、、

これはほんとだれもしらなかった。

うちの親父も、親父の妹も、、、だれも知らなかった。

 

大叔母、一度結婚してたんです。

そして、37歳のとき、子供を産んでおります。

そして、わずか子供が1歳という一番かわいい時期に、

養子に出してるんです。

 

現在、この養子に出した子を探してもらっております。

財産はこの養子に出した子に権利が行きます(うちの親父はがっかりしてました)。

 

まずは、この人が生きているか、、、生きていたら、だいたい55歳から60歳くらいらしいです。

 

 

 

ここからはもう本人はいないのでここからは憶測になります。

ものすごく考えました。

なぜ、あの大金を大叔母はもっていたのか、、、、

 

通帳を見るとあの大金は大叔母が退職したときに一気に増えておりました。

それでもそんな額にはいきません。

せいぜいその半額くらいです。

それじゃぁ、あの額は、、、、本気で貯金した結果とぼくは判断しました。

 

結婚し、子供産んであと、、、あまりにも貧乏すぎて養子に出したのではないかと親は言っておりました。

多分だけど結婚した旦那が働かなかったのではないかと思います。

働かないので貧乏で、仕方なしに大事な子供を養子にだして、、、、母親である大叔母は、それは悔しかっただろうと思います。

なんとしても取り返せるだけの経済力がほしいと思ったのでしょう。

その旦那と離婚し、

一人である程度お金をためて、

そして、もっと仕事のある大阪へ出てきたのです。

そして、昭和30年代ということもあって、離婚が非常に珍しく

離婚=世間的に恥というような時代だったんでしょうね。

地元にはいることができなくなったんでしょうね(地元は愛媛県です)。

 

大阪にわずかな貯金でとにかく働いて、自分の息子を取り返そうとしたんでしょう。

そして、大金が入ってきた退職したときは76歳、、、、

76まで働くなんて、、、ほんとすごいと思った。

たぶん、その時に迎えに行こうと思っていたんだと思いますよ。

けど、いきなり、ほんとうの母親が現れたら、、、たぶん向こうは混乱しますよ。

なんせ、うちの親でさえしらなかった子供ですよ。

養子にだしてから一度も会ってないと思われます。

というか、養子に出した先から会うなと養子に出した先の義理の親に言われたのかもしれません。

 

年老いた母親が一度もあわずにどの面さげて、今になって「母親です」と言うことができるでしょうか?

 

一度も顔を何十年も会わず、「母です。お金あります。返してください。」は通用しないと思うし、そして、年老いた大叔母は、そんな体力もないですよ。

そして何より、その養子に出した子が、すでに家庭を築いていたら、、、それこそ混乱します。

きっと、気ばかり遣う大叔母はそんなことを考えて、迎えに行きたかったけど、できなかったのではないかと思います。

 

あと、子供が嫌いな件だけど、

実は、ほんとは子供が誰よりも好きなのではと思います。

自分の子が、ほんと不甲斐ない思いで養子に出したので、

きっと子供を見ると、自分の子を思い出して仕方なかったのではないかと思います。

だから、嫌いなふりをして子供を寄せ付けないようにしていたのではと思います。

 

それと、僕が離婚したとき、唯一泣かせてしまったのもこの大叔母です。

泣かせてしまった、、、、と後悔しました。

きっと、自分が離婚したときのつらい思いを思い出させたのかもしれません。

ごめんなさい。

 

いろんな憶測ができますが、きっとそんな感じで

大叔母にはいろいろとあったんだろうと思います。

そして、養子、、、できれば養子にその財産を渡したいと考えております。

 

本来であれば大叔母の手から、そのお金を渡すべきだったんですよ。

でもそれができなかった。

 

親父は、養子があらわれませんようにと願っていたけど、

さすがに頭にきて、

自分で稼いでもない金をねだるな!といってしまいました。

 

お金にはすべてに意味があります。

金額以上の気持ちが入っております。

母親が、必死でためて自分の子を取り戻そうとした証がこのお金だと思います。

それを、簡単にもらおうというその気持ちが、許せません。

親であろうがゆるせませんでした。久々に親父に怒鳴ってしまった。

 

お金はお金です。

確かにそうです。

けれど、その裏に隠れているものを見るべきです。

その裏に隠れているものを見ないやつが簡単にお金を借りたり、

返さなかったりするのです。

 

養子が現れたらいいのに、、、

大叔母が最後どんな感じでなくなったのかとか、

どんな人だったとか、、、

もし、本人も承諾すれば説明したいと思います。