やっとこさ完成しました!!







いぁ・・・・個人的にはまだ未完成ですが



一応今のところは問題なく作動してるので完成とします^^





もうだいぶ前から作る決意をして



ホームセンターに行って部品を揃えては作り



失敗してまた部品買いに行っては作り・・・・



失敗を繰り返しながらやっとこさです><







製作にあたっては



熱帯魚工具箱さん
のを見て作りました。



ここの方、とても頭がいいというか・・・・



とにかく説明できないくらい”すごい!”人ですw



物理や科学、DIYが好きな方は



見れば眼から鱗って感じになると思います!!





ということで、詳しい製作方法はこちらの方のブログを見てください。



一応私も自分なりに説明しますw





まず用意するもの・・・・





そらみちの熱帯魚




・炭酸飲料用の空きペットボトル(今回は500ml)

・クエン酸(粉末タイプ 200g

・重曹 310g

・シリコンチューブ(内径4mm 外径6mm)

・逆流防止弁×2(弁がシリコン製のモノ)

・頭無しネジ(外径5mm 長さ30mm)

・プラパイプ(外径5mm)←ABSパイプ

・スピコン(エアー調整用のプラスチック製のモノでも可)

・いろんな工具と自作根性



・・・・こんなもんかな?



上記部品を揃えるのは1000円前後程度です。





さて、早速完成品を見ていただくのですが



まずクエン酸を重曹と混ぜるとCO2が発生するということで



そらみちの熱帯魚




まずペットボトル本体から



1、クエン酸ボトル 2、重曹ボトル 3、重曹サブタンク



空気や液体は1~6の順番に流れて行きます。



エアーポンプから空気を1へ送る

 

クエン酸ボトル内が圧縮されクエン酸が2から排出



3からクエン酸が入り重曹と混ざって化学反応しCO2発生



CO2が溜り圧縮されると4→5→6とCO2が流れて行く



ざっと説明するとこうなります。



まぁ流れとしてはとても簡単です。





まずキャップの加工ですが



穴を2つあけてパイプを通しますが



ドリルで5.8mmの穴をあけます。



適当な長さに切った5mmパイプにシリコンホースをハメて



ドリルであけた穴に差し込めばOKです。



5mmパイプに6mmシリコンホースをかぶせて5.8mmの穴に入れると



CO2などの漏れの心配はないようです。





が・・・・・・





私はホームセンターを探しても5.8mmのドリルが見つからなかったので



仕方なく5.5mmドリルで穴をあけ、棒ヤスリで穴を少し広げて



シリコンホースをぶち込みました。



案の定エア漏れが発生したので



仕方なくグルーで補強したら漏れなくなりました。



まぁ接着剤使うにしろなんにしろ



とにかく漏れずに密閉できればいいわけです!



エアホース用ジョイントを接着剤で付ける人も多いですね。







フタの加工ができましたら



ホース2に取り付ける部品です。



クエン酸を重曹ボトルに送るホースです。



ここでゴミ等の混入を防ぐ&圧力抑制する為の部品をつけます。



ボトルの底まで届く長さにホース切り



ホースの中に5mmネジを30mmに切ったモノを挿入します。



かなりきつくて手が痛くなりますが、頑張って入れます!



気合としか言い用がありません。



あ・・・・フタの加工やシリコンホースの接続などは



基本的にめっちゃ硬いので気合が必要です。



私は厳しかったのでラスペネ(潤滑油)を使用しました。



よくみなさんが知っていそうなのはクレ556ってやつですか。



ラスペネは自動車整備専用のワコーズ製潤滑油で



潤滑性能が抜群です。高いですけどね(;^ω^)



ネジをホースに入れるのは



エアポンプ始動時に一気にクエン酸が流れるのを防ぐ為です。



クエン酸がネジの隙間をクルクルと回って行くので



そこで大きな抵抗がかかり



ドバッと液が流れる事故等を防ぐ効果があります。



これがないと危険なので絶対取り付けてください。



ホースの先には、異物混入を防ぐ為にフィルターを付けます。



私はプラストーンを小さくカッターで切ってハメました。



もちろんジョイントでホースに取り付けてです。



最後にフタにホースを付ける際に逆流防止弁を付けて終了。





次はホース3です。





クエン酸を重曹に添加するホースです。



これはプラパイプをボトルの底まで届く長さにします。





そらみちの熱帯魚




すいません、作るのに必死すぎて画像少ないですね(;^ω^)



このようにパイプの先を潰します。



潰すのは、ターボライターで軽く炙ると簡単に柔らなくなるので



柔らかくなったらペンチでムニッと潰すだけです。



私はちょっと炙りすぎて少し焦がしてしまいました・・・・汗



潰す理由は、重曹にパイプを差し込んだ時にパイプ内に重曹が入り込まないようにするためです。



したら見ての通り、ドリルで横穴を空けます。



穴は1~2mmですかね。私は2mmあけました。



穴あけないとクエン酸が出る場所がないですw



あまり穴が小さすぎると目詰りの原因になります。



大きすぎるとパイプ破損の原因になります。



1.5mmがベストかもしれません。





そらみちの熱帯魚




パイプの先はこんな感じになりました。



後はホース4・5・6は特に加工はありません。



ホース6の先に逆流防止弁とスピコンを付けて



その先にCO2ストーンを付けて終了となります。





そらみちの熱帯魚




ボトルは絶対に倒れないようにしてください。



私は100均のケースにうまくはめ込みました。





レシピは



クエン酸200g 重曹310gです。





1にクエン酸を入れて、水をいっぱいまで入れます。



クエン酸は水にしっかりと溶かしておきましょう。



もちろんクエン酸溶液を作ってからボトルに入れてもOKです。





2に重曹を310g入れて、水をボトル8分目まで入れます。



だいたいでOKです。





クエン酸と重曹の量を間違えても問題ありません。



どちらかがなくなると反応停止するだけなので。



ただ、クエン酸水溶液の濃さが変わってしまうと



反応の仕方も変わってしまったりするので



うまく反応しなかったりする場合はあります。



クエン酸の濃度には気をつけてください。



ちなみに私が測ったところ・・・・確実ではありませんが



クエン酸200g=約240~250ml



重曹310g=約290~300ml でした。参考までに。







稼働させる時は、全てのスピコンを閉めきってからポンク稼働させ



つまみを徐々に開いていって調整してください。



スピコンを開放して稼働させると



一気にCO2が発生してCO2ストーンからどばーっとCO2が出ます。



それならまだしも、急激な圧力上昇に耐え切れずに



どこかが吹き飛ぶ可能性もありますので。



って脅すようなことを言いましたが



ちゃんとこの通りに作ればそこまで大変なことにはならないはずです。







ちなみに・・・・・



この化学反応式だと、CO2ストーンは使えません。



圧力が足りなくてです。



泡の細かいエアーストーンを使うとかですかね。



ちなみに私は市販のモノを購入したのですが・・・・





そらみちの熱帯魚




安かったし、めっちゃお洒落!って思って。



でも圧力不足でCO2が出ませんでした(;^ω^)



もったいない買い物をしてしまったな。





仕方ないので、CO2ストーンを自作しました。





そらみちの熱帯魚




これは8mmのプラパイプに



スポンジ(激落ちくん)を詰め込んだだけです。



パイプの約4倍(この場合32mm)の幅の激落ちくんを



なるべく丸くなるようにカッターでカットして



ねじ込みながら詰め込みました。



あとはホースを繋げられるように



6mmシリコンホース→5mmプラパイプと接続し



隙間をグルーで埋めて終了です。



ぶっちゃけこいつが一番苦労したかもしれない(;^ω^)



なにしろ少しでも隙間があったり、接着が弱い部分があると



CO2の圧力で負けて漏れてしまいますから。



漏れては固定、漏れては固定を繰り返しましたよ。



でもなかなか細かい泡で、満足です^^





そらみちの熱帯魚




泡・・・・見えますか?



激落ちくんから出た細かい泡が



底面フィルターの排水によって水槽内に循環させてます。



さっそくロタラさんに気泡がつきましたよ!!



水草に気泡がつくとうれしいですねぇ♪







最後におまけ・・・・・とでも言いますか



バブルカウンターも作りました。





そらみちの熱帯魚




100均で化粧品用の適当なサイズの入れ物を買って



フタと底の部分に穴をあけて



プラジョイントを取り付けただけです。



フタと本体の接続部分から漏れてしまったので



グルーで漏れないように補強しました。



プラジョイントもグルーで固定です。



取り付けの前に中に水を入れて終了ですね。



とっても簡単です!



本体とフタの間からまさか漏れるとは思いませんでしたが(;^ω^)







本当はCO2ミキサーを作りたかったのですが



ミキサーを作るとなると底面フィルターの排水パイプの加工が必要なので



今回は諦めました。



そのうちミキサーも作ります!!







いやぁ・・・・・



LED自作した時よりも厄介だった気がします(;^ω^)



でもできてよかった!!



あとはこのままちゃんと稼働してくれるのを祈るばかりです><









ぁ・・・・・・



余談ですが



私が使ったペットボトルはこれです



そらみちの熱帯魚




CCレモン!!



これはボトルにくびれがなくがまっすぐで



さらに他のより細く、その分ちょっと長いんです。



他のボトルよりも幅が小さいので、収納に適していますよね!



太いとかさばってしまいますから><



それにくびれとかのやつだと、なんか見た目ダサいってのもありますw



なのでこれを選びました!





逆流防止弁は



そらみちの熱帯魚




このようにシリコン製のにしましょう。



一つ200円ちょいなので、ケチらずに!!



シリコン製でないと、漏れたり弁が故障したりする恐れがあります。



シリコン製だと100%大丈夫・・・というわけではないでしょうけど



かなりの確率で大丈夫なはずです。



劣化しないというのも大きいですよね。







ということで・・・・・



CO2発生器でしたー!





------使用後------



我が家では500mlペットボトルに

クエン酸200g 重曹310g というレシピでやっているのですが

この数量で、反応しなくなるまで使用した場合はこうなりました。



$そらみちの熱帯魚


$そらみちの熱帯魚

左から、クエン酸ボトル・重曹ボトル・空ボトル。

うちのレシピでは、クエン酸がなくなる=反応しなくなるということになります。

見ての通り、クエン酸は空。

重曹は下層にちょびっと残っており、反応後の液体で満タン。

空ボトルは、反応後の液体で7割くらい溜まってます。

んー・・・・・なかなか効率よく反応できているのではないでしょうか?

でも個人的に、重曹がちょっと残っているのがもったいないと思ってしまいます。

なので次は・・・・・クエン酸220g 重曹310gでやってみました!

結果は、CO2が出なくなった時のお楽しみです♪


------結果------

クエン酸がなくなったら反応終了というのは変わらないのですが

結論から言いますと、成功ですね^^

前回のレシピよりも、残った重曹がかなり少なかったです!

$そらみちの熱帯魚

底にちょびっとだけ残りました!

クエン酸画像はありませんが、クエン酸ももう吸えないくらいまで減ってました!

さすがに構造の関係で、底にちょびっと残りましたけどねw

試しに、この重曹ボトルに残ったちょこっとのクエン酸をチョロチョロ入れたら

シュワシュワ---っと反応してました!

直接重曹の粉末にクエン酸を混ぜなくても

反応液で溜まった重曹ボトルにクエン酸を混ぜるだけでも

一応しっかり反応するんですねぇ。

ということで、レシピはクエン酸220g重曹310gで完成ですね!

ちなみに、このレシピでどのくらい維持できたかですが・・・・

$そらみちの熱帯魚

ちゃんと忘れないようにメモを貼っておいたんですよ!w

画像を見ればわかると思うのですが・・・・・

使用開始してから反応しなくなるまで44日です!

ざっと一ヶ月半ですねぇ。

クエン酸と重曹は・・・・・・値段忘れましたが

クエン酸は500g298円

重曹は1000g498円だった気がします。

なので、クエン酸220g131円 重曹310g154円となり

ランニングコストは44日で285円

だいたい一ヶ月(30日)で194円となります!

まぁ、約200円ですねw

もちろんわかっているとは思いますが

添加量によってその維持期間は変動します。

CO2ストーン(ミキサー)もうちでは自作なので

目詰りやらなんやらで日々添加量が変動しますし

バブルカウンターも自作なので、添加量ははっきりとはわからないのですが

少なくとも60cm水草水槽で十分な添加量は添加できているであろう量です。

どうせコスト安いしってことで、多めに添加してるつもりですしね!

もっとCO2の溶存効率を上げれば、2ヶ月以上維持も容易でしょうね^^

一般的なボンベだとコストがどのくらいかは、使ったことがないので知りませんが

さすがにボンベとは比べ物にならないほど安いのではないでしょうか?

みなさんお試しください^^