タイトル: 中顔面部陥没を解決するための前頬骨の整形、貴族キャット整形(貴族整形)プロテーゼ手術方法および特徴、手術結果について

 

こんにちは。エイチ整形外科のベク・ジョンファン院長です。

 

今日は中顔面部の陥没についてお話いたします。

 

 

 

 

 

まず、中顔面部の陥没について申し上げる前に頭形の区分を先に説明いたします。

 

 

 

 

上の写真をみると、

 

前後で長い形の頭形

Dolichocephaly (長頭) と

 

左右に広い形の頭形

Brachycephaly (短頭)

 

形で分けられます。

 

 

 

 

また、正面から見ると、

 

丸く広い顔面 (Euryprosopic)

適切な顔面 (Mesoprosopic)

長く細い顔面 (Leptoprosopic)

 

に分けられます。

 

ここで東洋人でよく見られる顔はBrachycephalic, Euryprosopic した形の顔面です。

 

ほとんどの顔が短く、広い形が典型的な東洋人の顔面で、頭形は前後に短く、左右に広い形になります。

 

こうした理由で顔の左右幅を減らすための頬骨縮小術 & 四角顎縮小術が東洋人に広く行われています。

 

ここに加えて、一部の患者では中顔面部が凹んでいるケースが少なからず存在します。

 

また、老化による中顔面部の軟部組織の減少がこうした陥没を誇張させます。

 

 

 

 

上の写真と同じく両側の目元と下の唇を繋ぐ三角形が特に凹んでいる

 

凹んだ形の中顔面部の陥没がよく観察されます。

 

 

 

 

顔が基本的にテントのような構造で顔面骨の様々な構造によってその形と突出の程度が維持されています。

 

 

 

 

各骨は各々の方向を持って、形の維持するために軟部組織を支えています。

 

上の図で青色の眼窩周辺の骨は軟部組織を左右に開く役割を果たし、

 

赤色のButtress(柱骨)は顔面骨が下に下がることを防ぐ

 

役割を果たします。緑色の顔面骨は顔の暗部組織の前方突出を支える

 

役割を果たす骨です。

 

 

 

 

上の患者さんは

 

四角顎の切除術

骨頬縮小術

貴族手術

 

を受けた患者で

 

顔面輪郭手術の後にも疲れていそうに見え、広く見える顔を見せています。

 

 

 

 

3DCTから見ると、前面の頬骨部位とPiriform aperture部位に突出程度が少し足りないことが

 

確認でき、貴族手術を受けたにも関わらず、ほうれい線部位の陥没が観察されています。

 

 

 

 

この患者の場合、先ほど話した三角形部位の中顔面部の陥没が観察され、

 

眼窩の骨のボリュームが足りず、目元の脂肪が膨らんで見える現象と

 

ほうれい線の部位、前面の頬骨部位が凹んでいることが観察されています。

 

 

 

 

側面からみると、

 

目元の脂肪

前面の頬骨の陥没

ほうれい線の部位の陥没

上の唇が上げられた様子

 

が観察される典型的な中顔面部の陥没を見せています。

 

 

 

 

この患者の3D CTを見ると、中顔面部の陥没が特徴的に観察される様子です。

 

こうした中顔面部の陥没がある患者に

 

前面の頬骨のプロテーゼ整形手術

貴族キャット手術

 

を行います。

 

 

中顔面部が陥没された患者の手術方法および特徴、手術結果についてお話します。

 

 

 

 

上の写真のように少しは疲れた、憂鬱な印象の患者の場合です。

 

 

 

 

前面の頬骨プロテーゼと貴族キャットプロテーゼを行ったケースです。

 

 

 

 

頬骨手術と四角顎手術で正面の顔の左右幅は縮小しましたが、中顔面部の陥没が

 

惜しい場合、施された前面頬骨のプロテーゼと貴族キャット手術の3D CT前後写真です。

 

 

 

 

正面の手術前後の様子から全般的に若く見える生気のある印象を得たことが

 

確認できます。

 

 

 

 

斜面の様子で前面の頬骨のボリューム変化とほうれい線、前頬骨のボリュームの変化とほうれい線、鼻唇角が変化された様子が見られ、

 

その結果として、口元が変わり、拗ねたような印象が消え、疲れているような印象もよくなったことが観察できます。

 

 

 

 

側面からも前頬骨の陥没、ほうれい線の改善効果が見られ、

 

鼻唇角の改善により口元もよくなったことが確認できます。

 

 

 

 

何の手術も受けていない男性の場合にも、中顔面部の陥没と

 

それによる疲れているような印象、拗ねたような口元を見せています。

 

 

 

 

貴族キャット手術と前頬骨の手術が行われた手術前後の3D CTの様子です。

 

 

 

 

ひどく凹んでいた前頬骨にボリュームが作られ、Piriform aperture部位と

 

Nasal spine 部位にボリュームができたことが分かります。

 

 

 

 

手術前後の正面の姿です。顔の形は全く変化がありませんが、

 

全体的に膨らみ、若くなったような姿と顔が小さく見える効果が

 

ある姿が確認できます。

 

 

 

 

斜面の姿からも拗ねたような口元が変わり、疲れた印象がよくなったことも確認できます。

 

 

 

 

側面で鼻唇角の変化と口元の変化、前頬骨のボリュームによる膨らんだ側面の姿が

 

作られたことが確認できます。

 

 

 

 

うつむいた姿からもこうしたボリュームの変化は確実に観察されています。

 

小さく細い顔に対する願いはもしかしたら東洋人には当たり前の願いかもしれません。

 

しかし、従来の四角顎手術、頬骨縮小術で最大限の手術を進めた方々と

 

単純に凹んで広く見える骨格を持った患者さんに前頬骨 & 貴族キャットプロテーゼ手術は

 

もう一つの違う代案になり得るのではないかと思います。

 

 

 

 

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