ツーリングから帰ってきて3時30分位からタイヤ交換を開始しました。

今回はスポーツスターのリヤタイヤをミシュランのコマンダー3に交換するのですが、純正では150幅なのですが、倒し込みが自然になるので私は130幅にしています。

まずはジャッキでリヤタイヤを上げていきます。この自作ジャッキは電動インパクトで上げ下げできるようにしてあるので便利ですね。




そして自作作業台をセットします




すっかり忘れていましたが、アクスルシャフトを抜くのにリヤサイレンサーを外さないといけないんですねぇ~メンドクサ。




アクスルシャフトのナットをゆるめて




ドライブベルトの調整ネジもゆるめていきます。5回転ゆるめるとベルトが外れます




そしてタイヤを外していくのですが、この時にリヤフェンダーにタイヤが当たって塗装が剥がれていた事に気付きました。

やはり犯人は自分だったのか・・・




さぁ~それではタイヤを外していきますかぁ




あ、そうそうマフラーのサイレンサーを抜いたりする時にスタンドに載せたマシンが倒れないように壁にもたせかけるようにしております。傷防止にボールを咬ませておりますよ。




まずはビートブレーカーでビートを落としていくのですが、基本的に車用なので下に板を咬まして嵩上げしております。




そのままサクッとタイヤを外して




ビートが上がり難いと評判なのでビートクリームをベッタリ塗って




タイヤローテーションを確認して新タイヤを装着しました。ここまで30分位ですかねぇ

さて緊張のビート上げチャレンジですよ❗




タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

あぁ~駄目かぁ~もう一回



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

まぁそう簡単にはいかないわな



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

こいつめぇ~なかなか頑固ちゃんやな



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

ほっほっお~これでも無理ですかぁ~



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

成る程成る程。そう簡単にはいかせないよぉ~って事ですね。タイヤを毬つきのようにトントンしてからのぉ~



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

これでも無理かぁ~・・・さればタイヤを立てた状態で上に腰掛けながらも



タイヤの位置を調整して空気をシュゥウ~

くっ❗コイツめぇ💢

そういえばスポーツスターのアイアンに乗っている知り合いが2輪館で前後ともにコマンダー3に交換をお願いしたら、リヤタイヤのビートが上がらずで営業時間内に終わらず、お預かりになったって言うてたな・・・・あれはリヤタイヤ150幅やったのでタイヤ幅の問題じゃなくて、このタイヤがそういう傾向にあるんやろうな。

なんて考えながらもトライし続けること1時間30分・・・・

一瞬上がりかけた瞬間も何度かあったのですが、コンプレッサーのタンクが小さいので、あと一歩上げきらず。

既に辺りは薄暗く、これ以上コンプレッサーを回し続けるのもご近所迷惑ですな。

とは言え、このまま置いておけるようなスペースなどあるわけもなく。

こうなったら最後奥義を出すしかないようですね。



そう、爆裂ビート上げを・・・・



YouTube等で検索すると色々と引っ掛かると思いますが、要は揮発性の高いスプレーをタイヤ内に吹き込んで火をつけて軽い爆発の勢いでビートを上げるという良い子は絶対に真似をしたらいけないぜベイビーな荒業です。

火災に備えて可燃性の物は遠ざけぇ~の。

水道のホースも用意しぃ~の。

保護メガネを装着しぃ~の。


で、「ボォォッン❗」といわすと、


いやはや凄いですね。あんなに苦労したのが何だったのと悲しくなる位にあっさりビートが上がりました。




もうヘロヘロになりながら組み上げて




完成です




いやホント、コマンダー3のリヤタイヤ交換はかなり根性決めてやらないとエライ目にあいますよ。噂通りのビート上がり難さでしたね。

私はきっと次もコマンダー3を履くと思いますが、その時は3回トライしてビートが上がらなかったら、直ぐに爆裂させちゃいます。

恐るべきタイヤでございますので、ご自分でタイヤ交換される方は

パーツクリーナーとライターのご準備も忘れずに(笑)