何故か急に思い立ったんですよね
スポーツスターとVストローム650XTで同じルートをツーリングしたら違うのかな?
と。楽しさ、充実感、疲れなど感じ方に違いがあるのでしょうか?
思い立ったら試さずにはおれません。とは言えまったく同じルートもしんどいので、先日途中撤退した天橋立から先の丹後半島を走り、行きと帰りは同じルートを走る事にしました。
走行時間も比較したいので朝も同じ時間に出発します。
久し振りのVストロームでのツーリングですねぇ~宜しくお願いしますよVストちゃん。
快晴の天気の下、丹後半島を目指して北上します。判りきっている事ですが、この時点で楽ですし速い。
勿論、先日のミスコース通りに走りますよ。
最近のマイブーム国道429号線
芝滑りができそうな斜面はパラグライダーを楽しむ為の場所だったみたいですね。
風待ちしてはりますわ。
そして酷道を楽しんで先日と同じアングルで
さぁ丹後半島を楽しみますよぉ
海沿いの道は意外とコーナーが多く、なかなか楽しんで走れますね。ちょっと寒くなってきたのでグリップヒーターをONに。
日本海も美しいですね
気持ち良く海沿いのワインディングを走っていると、対向側から原付2台が並走してやってきました。
何だかやたらゆっくり走っているからか反対側からかっ飛ばしてやってきた私に驚いたようでしたが、私からすると1車線の道を原付が並走しながらメチャメチャゆっくり走っているので後ろが大渋滞になっており、イラついた車がいきなり対抗車線に飛び出してくるのでは?とヒヤヒヤしながらやり過ごしました。
しかし何やねんあの原付は2台で並走したらアカンやろぉ~と思っていると、
ん?
あれ?
いや待てよ?
よく考えてみたら
原付の後ろを走ってたハイエースのスーパーロング2台、あれってロケバスっちゅうやつやな?
あ、
ちゃうやん、原付に乗っていたのん出川哲朗さんやん。
あの充電させてもらいながらウロウロするやつですやん。
そうかぁ~じゃあその内に丹後半島の旅みたいなんを放送するんやろうな。
いやでも、あの番組の裏ではゲストと並走して超ゆっくり走って、後ろをロケバス2台でガードしてるから、関係無い後ろがあんなに渋滞させられているのを知ってしまったら、これから私は楽しんでは見れないな。
さあちょうど久美浜まで走って丹後半島はグルッと廻れたんで帰りますかぁ~
でも、もし逆回りで廻ろうとしてたら、さっきの渋滞に巻き込まれていたんかぁ~・・・運が良かったな。
482号線→426号線→10号線→312号線と走りつないで、生野からまたまた国道429号線へ
この生野からの429号線が銀山湖の湖畔を走るルートなのですが、色んなシチュエーションのコーナーがお腹一杯楽しめるので、ここ最近一番のお気に入りルートです。
やっぱり純粋にスポーツ走行を楽しむんでしたら、Vストローム650の方が楽しいですね。
その後の狭く路面の荒れた下り区間ですら楽しめますもんね。
思う存分走りを堪能して帰っていると、前に2台のランボルギーニ?
今時の車でこんな不整爆発する車あります?これで家買える値段なんですもんねぇ
すんげえウルサイのよ。
今回のツーリングでの平均燃費です。
基本は車の流れにのってゆっくりでしたが、結構アクセル開け開けで走る事もありながらも、この燃費は凄いですよね。
65000キロ走ったエンジンですからねぇ~
プラスしてレギュラーガソリンでありながら充分なパワーなので経済的ですよね。
今回、スポーツスターでツーリングした時のようにケツやら背筋やらがまったく痛くならなかったので、そんなに距離出てないのかな?とトリップを見てみると500キロ走っていました。
高速、有料道路無しのオール下道で、ワケわからん酷道を選んで走って500キロはなかなかですよね。
そして前回よりも長い距離を走っているのに、何故か前回よりも1時間ほど早く帰ってこれました。
これは、
このバイクの高い燃費性能、そして20リッタータンクなので500キロ走っても給油無しで帰ってこれる航続可能距離の長さ
胴体に風が当たらない防風性
尻に優しいシートですが、もし違和感を感じてきたとしてもスタンディングでも安全に走れるポジション自由度
そしてスポーツスター程ではないですが、Vツインの鼓動感を感じながら車の流れにのってゆっくり走る事も苦にならない味わい
等の総合的な結果なのでしょうね。
ただバイクを評価する上でエンジンが占める割合って大きいと思うんですけど、性能じゃなくて「味」の部分でいうと、私にとってはぶっちぎりでスポーツスターに軍配が上がりますよね。逆に言うとそれ以外はぶっちぎりでVストローム650の圧勝ですけどね。
今回、通勤だけで使っていたら、忘れてしまっていたこのバイクの本質部分を思い出させてくれたツーリングになりました。
それと同時に自分はバイクに乗る事が好きなのだから、Vストロームであれスポーツスターであれ、何に乗ってもツーリングを楽しめるんだと言うことにも気づきました。
そんな事当たり前の事なんですが、物事の本質的な部分って見えなくなってしまいがちですよね。
最高に楽しかった。ありがとうVストちゃん。