ヤフオクでスポーツスターを購入して早２年が経とうとしております。
いやホントにこのスポスタは私に色々な物を与えてくれましたし、精神的に煮詰まってしまった時も、怒りが溢れだしそうな時も救ってくれました。こいつが居てくれなかったら離婚していたんじゃないかなと思う事がありますよね。
そして基本的に自分で整備を行うので、色々と経験させてもらったり、あれこれ情報収集する事でスポーツスターについても随分と詳しくなったと思います。
ほんと面白いもので、情報収集しながら、「あぁ～けっこうココが潰れるパターンが多いんやなぁ」と思っていたら、しばらくして自分のスポーツスターもキッチリそこがお逝きになるパターンが結構ありますよね。国産のようにたまたま潰れるのでは無くて、そもそも設計段階で問題があるのでしょうね。
「ま、まぁねぇ～アメ公がする事だから」と溜息をつきながらも諦めるしかないですね。
もし次にまた中古でスポーツスターを買う機会があったとしたら、見るべき所が判っているので、車体の値切りはしないですが色々な諸費用取るんやから、こことここは直しておいてねって交渉できると思うんですけどね。バイク屋さんから露骨に嫌な顔されるのが目に浮かびますが。
とは言え、この空冷スポーツスターの歴史ももう終わりのようなのでその機会も無いのかな。スポーツスターの語源のど真ん中を行っているＲモデルですから大事にしていかないといけませんね。
そして２年が経つというと車検ですね。車検を迎えるにあたり我がスポスタちゃんは、スポスタ界では定番の故障であるリヤブレーキスイッチの故障を抱えております。
車検場でブレーキランプの確認をされるのですが、ハンドルカバー付けていたら握っているかどうかバレないので、リヤブレーキの確認時にシレ～っと踏むフリしながらタイミング合わせてフロントブレーキレバーを握ったったらバレないような気もするのですが、バレたら出直しで２度手間なので直しておきます。
まず部品の注文ですが、意外と高いんでおますよねぇ～注文は定番のアマゾンで。
ブレーキスイッチの場所はリヤマスターシリンダーの奥でございます。
そして何故かスパナ径は１７がピッタリなのでございます。全部インチじゃないんかぁ～いい。
旧スイッチを外すにあたり若干量ですがブレーキオイル（フルード）が垂れてきますので、隙間にこうやってペーパーやウェスをカマしておくと良いですよ。ブレーキオイルは塗装面を痛めますので、こういった入り組んだ場所でお漏らししちゃうと後々やっかいな事になりかねないですからね。
まぁ塗装面などにかかってしまったとしても、洗剤などで洗浄しなくても水で流してあげるだけで大丈夫ですけどね。
あ、あと安心と信頼のハーレーダビットソンですので、一応新しいブレーキスイッチにはシールテープを巻いておきました。
外した旧部品も潰れているかどうか判らないですよね。
そしてそこからはエア抜き作業ですね。うちなんて妻が手伝ってくれるはずも無いので数年前に車のブレーキオイルを交換するタイミングでヤフオクにて便利グッズを購入しているので一瞬で終了です。
いいねぇ～君はいいよぉ～便利グッズ君。君はどこかの女みたいに手伝いをお願いしても露骨に嫌な顔なんてしないし、ポンピングした分だけ文句も言わずチュゥチュウ吸ってくれるんだもの。もし来世があったとしたら次は君と結婚しようかな。
で、無事に点灯でございます。