姫路城へいってきました。 | ❇徒然なるままに東へ西へ❇

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今  姫路城では世界遺産登録 30周年記念の

平成中村座姫路城公演が行われています。


平成中村座で特に観たかったのは、

泉鏡花の『天守物語』です。


姫路城の天守閣の最上階に住まいしていたと

いわれる異世界の美しいお姫様のお話です。


泉鏡花の『海神別荘』にしても『天守物語』

にしても、

鏡花らしい幻想の世界にひきこまれてしまう

ので、せっかくのお膝元での公演ですので

舞台を拝見する前に

姫路城を見学したくて行ってきました。



写真をとったこの場所から、石垣の間の坂道
や石段を登り、やっと天守閣の地下に
いくことができます。

外観は 白鷺城と別名をもつ美しいお城ですが 
天守閣の入口までは敵に攻めいられないよう
 要塞のようになっています。

天守閣は六階建てになっていて、
美しい姫が隠れすんでいたといわれる伝説の
最上階まで急な階段をのぼっていきました。

お天気のよい日だったので、ここにくるまでに
汗びっしょりになりましたが、
天守閣の頂上にはとても気持ちのよい風が
吹いていました。

天守閣の最上階からみると、三の丸広場の
平成中村座がみえました。

かわらのしゃちほこもみえてます。

富姫もその時代の町並みをここからみていた
のでしょうか。

天守物語では
富姫も妹分の亀姫も空をとんできたようです。
妖怪だったのですね。

いまも最上階には刑部神社があり
富姫大神もお祀りされています。



天守閣を下りてきたら本丸から、平成中村座
がよくみえました。

第一部が終演したようで、舞台の後ろが
開きました。

役者さんが、こちらにも手を振ってくれました
バイバイバイバイ      うれしい~ラブラブ

このあと、西の丸庭園に行きました。

西の丸は広大な土地を利用して、
どこまでも続く百間廊下が城郭になり、
いくつもの化粧櫓や御殿が繋がっています。

徳川家康の孫娘、千姫は、7歳で政略結婚で
豊臣秀吉の息子の秀頼に嫁がされましたが
大阪夏の陣で、夫秀頼は自害し
千姫は大阪城から焼け出され、
お江戸に連れ戻されるときに
警護のお付きだった若いイケメンの本多忠刻
と恋に落ち、本多忠刻は姫路藩 藩主の子息
だったのです。

まだまだ十代だった千姫に家康は、
今度は本当に好きな人に嫁がせようと
化粧料、今でいう持参金を百億円出したとか

そのお金で百間廊下や化粧櫓を整備された
のでしょうが、
素敵な千姫の恋物語ですねハート







世界遺産に日本で最初に登録されたお城だけ
あって、とても1日では見学しきれない壮大さ
であり いろいろな伝説の残るお城でした。

このあと、姫路城西御屋敷跡庭園の
好古園に行きました。

平成中村座第二部の開演時間がせまっていた
ので、ゆっくりはできなかったのですが、
すばらしいお庭やお茶室がありました。


好古園の出口から姫路城までの道が、
武家屋敷の建ち並んでいた通りのようで
タイムスリップしたような気分でした。

すばらしい街、見処いっぱいの姫路でした。

このあと、平成中村座へ行きました。

長文になってしまいました。
最後までお読み頂きありがとうございました。