■シフトアップ ハイレボリューション2 125ccキット

レースも終わってシーズンオフなので夏から使いっぱなしのエンジンを点検です。

耐久レース(90分、120分)二回と練習3時間程度の状態です。

画像では相当カーボンが付着しているようですが現物は擦ればすぐ取れる程度です。

バルブ、ピストンのダメージも無いようです。

と、思ってたらエキゾーストバルブが抜けません。どうもロッカーアームとの接点部分

が叩かれて若干変形したようです。

どうせ、交換しますのでコッター止め部分で切断です。



 


シリンダー、ケース内部と分解して行きます。


 


ピストンピン、コンロッド等も特に問題無いようです。

ピストンピンもガタ、焼け等も無く大丈夫です。


と、そのときは思ったのですが・・・・ 後日バラして確認してみると結構ダメージが

ありました・・・


但し、カウンターシャフトのスターターアイドルギヤ部のベアリングが若干引っかかり

気味で回転にスムーズさがありません。

ベアリング一個で後々後悔したくないので交換です。6201Uです

若干、嵌め合いが緩いように感じましたので回りにポンチを打っておきます。

他にも3機程、エンジンを分解(全て125ccボアアップ)しましたが、どのミッションも

程度の差こそあれ、この部分のベアリングに異常を感じました。


高圧縮エンジンをキック始動するときにスターターアイドルギヤに大きな力がかかる

為、一番応力を受けるこの部分のベアリングが傷むのかな~?

まぁ、キタコあたりはキックではなく押しかけを推奨してますから・・・(^_^;)




 


ウチのエイプ君はオートボーイのインテークマニを使ってます(左画像)

そのまま付けるとシフトアップインテークポートとの間でカナリ大きな段差が付きます。

時間の関係でそのまま使っていたのですが、今回は段付きを修正します。

同時にエキゾースト側が他のヘッドキットに比較してポート径が小径です。

中低速のトルクアップを狙ったモノと予測しますが、レースしか使わないので直径で

4ミリ程度拡大しました。(右画像)作業途中ですが、EXは鏡面に仕上げます。


燃焼室も鏡面まで仕上げます。


 


ご存知の方も多いと思いますが、エイプ100のオイル経路は50と違いオイルポンプ

から出たオイルを全量オイルクーラーへ回す事ができません。

公道仕様なら安全性との両立の為、このままで良いと思います。


夏の耐久レースでは常時120℃オーバー、冬の耐久でも105℃まで上がります。

レーサーですから安全性を犠牲にしてでも油温を少しでも下げる為、全量をクーラーへ

回すことにします。

6ミリのアルミ丸棒を加工して仕切りとします。コレでネクトクラッチカバーを取付て

カバー側オイル取り出し口からオイルクーラーへ回せば全量クーラーへ流れます。

ネクト談によると約5℃オイル温度を下げることができるそうです。



 


油温計のセンサー取付部です。

オイルポンプを出た直後のオイル温度を測定するようにケースを加工してセンサーを

付けてます。オイルに直接センサー部が当たるようにしてます。


オイル温度はセンサーの取付位置によって随分と違った数字がでます。

・タケガワのシリンダーへ差し込みスティックセンサーはあくまでシリンダー温度で

 あって油温とは大きな差があります。(20℃~40℃)

・ドレンポルトにセンサーを仕込むタイプは走行風でセンサーが冷やされますので停車時より

 走行時の方が油温が低く表示されます。


どこから温度を取るかは結構悩んでしまいます。




で、話が前後してしまいますがクランクも少し気になったので振れを測定です。


すると、なんと8/100ミリの振れがあるやないですか((((((ノ゚⊿゚)ノ

(ちなみにギヤ側はゼロです)


純正クランクの使用限度が8.5/100ミリですが、チューンドエンジンとしては見過ごす

訳にゃいけません。


修正で何とか1/100ミリ程度まで直りましたので今回はヨシとします。


でも、ノーマルフライホイールだったのでクランクに対する負荷が大きかったようです。

シフトアップ推奨どおり次回からはアウターローター導入になりそうですあせる