ニート | 所長日記・改

ニート

おはよう同志諸君。

暑いね。



さて。

ニート(NEET)とは

Not in Education, Employment or Training

の頭文字を取ったものである。

「就学・就職・職業訓練のいずれの状態にも無い者」

という意味だ。

なるほど、

今の私はニートだったようだ。

尤も、最後のTrainingを広義に解せば、私はニートでは無いということになる。



さて、

流れに浮かぶ一葉のようなニートの私だが

最近、サンデル関係の本を読んでいる。

サンデルとはいわずと知れたマイケル・サンデル

尤も、政治哲学としての興味がメインではなく

彼の対話術に興味を持って、である。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル

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サンデルの政治哲学-<正義>とは何か (平凡社新書)/小林 正弥

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サンデル教授の対話術 ( )/マイケル・サンデル

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対話術のついでにプレゼン術について

以前紹介したこの本も・・・

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則/カーマイン・ガロ

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数ヶ月前に

20人ほどの前で、しゃべらなければならない機会があったのだが

その前にサンデルの本を読んでおきたかった。

きっともう少しまともなものになっていただろう。

が、その15年ほど前に100人ほどの前で話す機会がしょっちゅうあったおかげで

グダグダにさせずに済んだとは思っている。

尤も、参加者から感想を聞いていないのでただの自己満足、

寧ろ自己暗示でしかない。



そうそう。

私は“尤”という漢字が好きである。

理由は、言うまでも無い。

美しいではないか。

全ての書術であるとされる“永”なんかより遥かに素晴らしい。

筆入れからの留め、左下への払い

下ろして伸びて、撥ねる。

そして、それだけで終わらず、この時間を全てまとめる右上の点。

たった四画でこの世の全てを表しているといっても良い。

意味も素晴らしい。

1.合理的だ。理に適っている。
2.補足の意

そう。

定義し、それを真とし、しかも補足する。

この字に初めて出会ったときは

あまりの美しさに神に感謝すべく羊を生贄にささげようかと思ったくらいだ。

・・・というのは言いすぎだが・・・



では。