愛別離苦から・・・ | 所長日記・改

愛別離苦から・・・

ついに

愛機 inspiron が死んでしまった。

昨日、23時ごろ、急に電源が落ち、それ以降二度と電源が入らなくなってしまった。

この日が近いだろうとは覚悟してはいた。

現実世界で私に会う同志諸君は、今年の5月頃から、私が持ち歩いていないことに気付いたことだろう。

そして何かあったということも容易に想像できただろう。

あれだけ肌身離さずに等しいくらい持ち歩いていたのだから・・・



実は

5月のある日、熱暴走から(と今となって分かる)の強制終了が起きた。

それ以来、HDDの上辺りのキーボードが熱くなるようになった。

HDDの異常発熱は、HDDの破損、すなわちデータ消失に繋がる。

というわけで、卓上扇風機で常時風を当て、冷ますようにした。

同時に各種チェックソフトをインストールした。

風を当てなければ、すぐにHDD温度が50度を超える。

52度がHDDの限界といわれている。

・・・そして夏。

今年の夏は暑かった。

その所為か、今度はCPUのある辺りも熱くなってきた。

すぐに60℃あたりになる。

メタルラックの棚で底上げし、保冷材を敷いた。

空冷式を通り越して、氷冷式。

それでも、気を抜くとCPU温度が60℃を超え、

強制終了。

明らかに、マザーの異常である。

そう長くはない。

いつ、終わりが来ても良いように

バックアップは確実に取る。

・・・

・・・

・・・・・・そして、昨日。

電源が入らなくなった。

電源ボタンを押しても、1秒経たずに切れる。

すぐに、HDDを隔離し、本体を冷やす。

BIOSまですら行けない。

覚悟する。

寝る。

起きて、再挑戦・・・不可。

・・・

・・・

・・・・・・

そして、私とヤツとの楽しい日々は終わった。



6年か・・・

酷使したな・・・

いろいろあったな・・・

寧ろ、お前が俺を育ててくれたよな・・・

・・・

・・・

・・・・・・ありがとう。





といった感じで

結構落ち込んでいた。

が、

落ち込んでいても、

仕方はないし、恐らくヤツは喜ばない。

ならば

私の全技術を用いて

再構築

あるのみ。



自称研究所に余っていた(というわけではないが、あまり使わない)Windows7機を

XPにグレードダウン。

亡き愛機と同じ設定にしていく・・・

当然にUbuntuとのデュアルブート。

そうそう!

ubuntu10は実に綺麗だ。

カッコいい。

$所長日記・改

ヤバイです。

本当にMicrosoftは大丈夫か?

と思わせるこのデザイン!!

同志諸君もUbuntu10にアップグレードしておくように。



で、Ubuntuで起動。

亡き愛機より取り外したHDDを

グリーンハウスSATA/IDE - USB変換ケーブル

¥2,000
楽天

にてUSB接続。

データを抽出。

・・・

・・・

・・・・・・

頻繁にアクセス、更新するデータはバックアップ(8G USBメモリ)から補填。

・・・

・・・

・・・・・・

そして、各種設定・・・

やっとまともに使えるようになった。



さてさて、

それ相応にCOMPと接してきて

  ※PCではなく、COMPとしてあることに意味があります

相応に知識と技術が身についていると思うが

今回のInspironの死亡で学んだことがある。

それは

「“設定”のバックアップ」の重要性

である。

データばかりに目が行きがちだが

設定のバックアップも大切だ。

簡単なところで

ブラウザのブックマーク。

ブックマークデータは抽出可能であるが

場合によっては、いちいち閲覧&登録しなければならない。

まあ、その作業を通して、いらないブックマークを整理するというメリットもあるかもしれないが、

とりあえずすぐに使いたいというときには

エクスポートしておいたブックマークデータが役に立つというのは事実。

今回の教訓としておこう。




では。