GH-USHD-IDESA 取扱説明書
おはよう同志諸君。
さて、先日紹介した
- グリーンハウス SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA
- ¥2,370
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だが、取扱説明書と呼べるような説明書がない。
“GH-USHD-IDESA 取扱説明書ver.1.0”
というピラピラの紙が1枚同梱されていて、
箱に“接続例”として2つ写真があるだけだ。
確かに、ある程度の知識がある人にとっては
それで必要十分なのだが
そうでない人には確かにわかり難い(らしい)。
というわけで、勝手に解説。
箱の中にはこれだけのものが入っている。
1.本体
2.アダプタ
3.SATA(シリアルATA)ケーブル
4.SATA(シリアルATA)電源変換ケーブル
5.2.5inch用電源変換ケーブル
さて、ここで、簡単に接続方式の説明。(※1997年以降)
基本的にHDDは
IDE方式
※正確にはATAの中のIDEまたはEIDE。
ここではIDEもEIDEもひっくるめて“IDE”と呼びます。以下同様。
と
SATAに分かれる。
最近の主流はSATAだ。
SATAは統一ケーブルで「7pin+電源ケーブル」で接続するが
IDEは、3.5inch、2.5inchディスクのサイズの問題から
40pinと44pinの2種類がある。
3.5inchディスクのほうが大きいので44pinのような気がするかもしれないが、
2.5inchディスクが44pinである。
44pinのうちは4pinは電源として使用するため
結局のところ、信号伝達に使用しているpin数は同じである。
44pinのほうが密になっているので、コネクタのサイズは小さい。
では、各種HDDのコネクタの説明とGH-USHD-IDESAの接続方法。
イ)3.5inchIDE
1.40pin端子と本体40pinコネクタを接続
2.電源コネクタを接続
ロ)2.5inchIDE
1.2.5inch用電源変換ケーブルを電源に取り付ける
2.本体の2.5inch電源コネクタに接続
3.44pin端子と本体44pinコネクタを接続
ハ)SATA
1.SATA電源変換ケーブルを電源に取り付ける
2.本体とSATAケーブルを接続
3.HDDとケーブルを接続
とまあ、写真を撮るのが面倒であったが
作業そのものはそれほど難しいことではない。
あとは、コンセントにつないで
パソコンのUSBに接続するだけ。
外部記憶装置として認識してくれる。
磁気ヘッドの損傷以外ならば
これさえあればデータの抽出可能だ。
ぜひ、一家にひとつは買っておいておこう。
元気があるなら
数千円/GBでデータ抽出作業でもしたら良いだろう。
小遣い稼ぎにはなるかもしれない。
ちなみに、ヘッドの損傷の場合
こんな悲しい音がします。
この場合は一般人には修理不可能です。
クリーンルームと防塵服が必要となります。
もしくは諦めて、HDDを換装し、バックアップデータから復旧しましょう。
ちなみに、内部はこんな感じ。
内部アクセスには
ヘキサローブレンチという特殊な工具が要る。ショボイL字の工具だが、1本1500円ほどする。
ねじサイズが大体2種類なので
2本で3000円。
正直、買わないほうが良い。
2016.11 加筆修正 #ココから
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1,000円程度で売られている。
買っておいても悪くはないだろう。 #ココまで
この状態で、電源入れると・・・
より物悲しい。
参考まで。
では。
一応、もう一回。
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たぶんこれが送料込最安です。
さすがAmazonとでもいうべきか。