OpenOffice ローソク足チャート描画
おはよう同志諸君。
さて、今日は、ローソク足チャートを描画してみよう。
使うソフトは当然に OpenOffice Calc。
未インストールの人はダウンロード&インストールしよう。
http://ja.openoffice.org/download/3.0.1/
MSOfficeなんかよりはるかに有用なので必ず入れておこう。
では本題に。
まず、Calcを起動しておく。
次に、株価データを取得しよう。
大半の人はYahoo!ファイナンス を使うようだが
私はinfoseekマネー を使う。
その理由は後で説明する。
データを取得するのだが、ここでは例として“4755 楽天”でやってみよう。
検索窓に“4755”か“楽天”と入力し
プルダウンメニューの中から、“時系列”を選択
“日本株検索ボタン”を押す。
このように、デフォルトでは1ヵ月分のデータが取得できる。
過去5年分取得可能なので、必要な人は表示期間を変更して取得したら良いだろう。
今は、ローソク足チャートを作成することが目的なので
この1ヵ月分のデータを用いる。
日付~右下のデータまでを選択し、“コピー”。
Calcに戻って、セルA1に貼り付け。
ウインドウが開くが、なにもいじる必要は無い。“OK”。
データがインポートされる。
列Aが狭く、日付を全て表示できていないので、大きくしておこう。
次に、このデータを日付昇順に並べ替える。
セルA2~G20を選択
ツールバー内の昇順に並べ替えボタンをクリック。
このように、日付昇順に並び替えられる。
列Gのデータ“調整後終値”は使わないので、削除しておこう。
勿論、インポートした時点で削除しておいて構わないし、
削除しなくても構わない。
さて、何故Yahoo!ファイナンスを使わないかの説明をしておこう。
確かにYahoo!ファイナンスでも時系列データを取得できる。
実際に、同じようにしてみよう (折角、Yahoo!なので4689データにしました)
↓(昇順に)
そう!
2009年4月10日
2009年4月13日
2009年4月14日
2009年4月15日
2009年4月16日
2009年4月17日
2009年4月20日
2009年4月21日
2009年4月22日
2009年4月23日
2009年4月24日
2009年4月27日
2009年4月28日
2009年4月30日
2009年4月6日
2009年4月7日
2009年4月8日
2009年4月9日
2009年5月1日
月日が1桁の場合の十の位の0が無いためにこのように並んでしまう。
使えない。
というわけで、infoseekマネーを使おう。
データは用意できたので、次に、ローソク足チャートを描こう。
その前に、空いている適当なセル(H2あたりがオススメです)に“株価”と入力しておこう。
セルA2~F20を選択
ツールバー内のグラフボタンをクリック。
このようなグラフウィザードが開く。
このグラフウィザードを操作していく。
出来高を線グラフ、株価をローソク足のチャートを作成したいので
「株価」→「株価チャート4」を選択し、「次へ」
データ範囲を確認し、
「最初の行を項目名に引用」のチェックを外し
「最初の列を項目名に引用」にチェックを入れ、次へ
このようになる。
データ系列欄内の
列B・・・出来高
列F・・・株価ローソク足
なので、これを加工していく。
「列B」→「名前」を選択し、「名前の範囲」の「データ範囲を選択」
セルF1を選択(クリック)。すると、自動で「名前の範囲」に$Sheet1.$F$1と入力される。
同時に、列Bが出来高という名前に変わる。
同様に「出来高」→「Y値」を選択し、「名前の範囲」の「データ範囲を選択」
セルF2~F20を選択。先ほどと同様に自動的に変更される。
こんな感じで列Fに関してもやっていく。
「列F」→「名前」を選択し、「データ範囲を選択」→セルH2(“株価”と入力したセル)を選択
「株価」→「始値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルC2~C20を選択
「株価」→「終値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルB2~B20を選択
「株価」→「高値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルD2~D20を選択
「株価」→「安値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルE2~E20を選択
このようになっているはず。確認して、「完了」。
これで、ほとんど完成である。
取得したデータの横にチャートが描かれているはず。
後は見やすいように、目盛りとサイズを変更するだけ。
先ずは、グラフ全体を大きくしよう。
グラフを選択→○を右下にドラッグ (オススメはセルR33あたりまで)
↓↓↓
見やすくなった。
次は出来高の棒グラフとローソクが重なっているのがあまりよろしくないので
これを修正する。
左Y軸の数値をどれでも良いのでダブルクリック→「スケール」を選択
最小値、最大値、主間隔の自動チェックボックスを外し、
エリアの下3分の1程度に出来高棒グラフが収まるように数値を変更→“OK”。
※例は以下の数値で設定しました
最小値:0
最大値:300000
主間隔:50000
完成!
こんなに簡単にローソク足チャートを作成できる。
追加に関しては、下へ下へと追記して、データ範囲を1つずつ追加していけばよい。
詰まってきたら横に伸ばせばいい。
実に便利だ。
なお、上記の方法で作成したローソク足チャートをサンプルとしてアップしておきました。
欲しい人は適当にダウンロードしてください。
http://hp.hc-srv.net/item/chart_sample.ods
さて、今日は、ローソク足チャートを描画してみよう。
使うソフトは当然に OpenOffice Calc。
未インストールの人はダウンロード&インストールしよう。
http://ja.openoffice.org/download/3.0.1/
MSOfficeなんかよりはるかに有用なので必ず入れておこう。
では本題に。
まず、Calcを起動しておく。

次に、株価データを取得しよう。
大半の人はYahoo!ファイナンス を使うようだが
私はinfoseekマネー を使う。
その理由は後で説明する。
データを取得するのだが、ここでは例として“4755 楽天”でやってみよう。
検索窓に“4755”か“楽天”と入力し
プルダウンメニューの中から、“時系列”を選択

“日本株検索ボタン”を押す。

このように、デフォルトでは1ヵ月分のデータが取得できる。
過去5年分取得可能なので、必要な人は表示期間を変更して取得したら良いだろう。
今は、ローソク足チャートを作成することが目的なので
この1ヵ月分のデータを用いる。
日付~右下のデータまでを選択し、“コピー”。

Calcに戻って、セルA1に貼り付け。

ウインドウが開くが、なにもいじる必要は無い。“OK”。

データがインポートされる。
列Aが狭く、日付を全て表示できていないので、大きくしておこう。

次に、このデータを日付昇順に並べ替える。
セルA2~G20を選択

ツールバー内の昇順に並べ替えボタンをクリック。

このように、日付昇順に並び替えられる。

列Gのデータ“調整後終値”は使わないので、削除しておこう。
勿論、インポートした時点で削除しておいて構わないし、
削除しなくても構わない。
さて、何故Yahoo!ファイナンスを使わないかの説明をしておこう。
確かにYahoo!ファイナンスでも時系列データを取得できる。
実際に、同じようにしてみよう (折角、Yahoo!なので4689データにしました)

↓(昇順に)

そう!
2009年4月10日
2009年4月13日
2009年4月14日
2009年4月15日
2009年4月16日
2009年4月17日
2009年4月20日
2009年4月21日
2009年4月22日
2009年4月23日
2009年4月24日
2009年4月27日
2009年4月28日
2009年4月30日
2009年4月6日
2009年4月7日
2009年4月8日
2009年4月9日
2009年5月1日
月日が1桁の場合の十の位の0が無いためにこのように並んでしまう。
使えない。
というわけで、infoseekマネーを使おう。
データは用意できたので、次に、ローソク足チャートを描こう。
その前に、空いている適当なセル(H2あたりがオススメです)に“株価”と入力しておこう。
セルA2~F20を選択

ツールバー内のグラフボタンをクリック。

このようなグラフウィザードが開く。

このグラフウィザードを操作していく。
出来高を線グラフ、株価をローソク足のチャートを作成したいので
「株価」→「株価チャート4」を選択し、「次へ」

データ範囲を確認し、
「最初の行を項目名に引用」のチェックを外し
「最初の列を項目名に引用」にチェックを入れ、次へ

このようになる。

データ系列欄内の
列B・・・出来高
列F・・・株価ローソク足
なので、これを加工していく。
「列B」→「名前」を選択し、「名前の範囲」の「データ範囲を選択」

セルF1を選択(クリック)。すると、自動で「名前の範囲」に$Sheet1.$F$1と入力される。
同時に、列Bが出来高という名前に変わる。

同様に「出来高」→「Y値」を選択し、「名前の範囲」の「データ範囲を選択」

セルF2~F20を選択。先ほどと同様に自動的に変更される。

こんな感じで列Fに関してもやっていく。
「列F」→「名前」を選択し、「データ範囲を選択」→セルH2(“株価”と入力したセル)を選択
「株価」→「始値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルC2~C20を選択
「株価」→「終値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルB2~B20を選択
「株価」→「高値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルD2~D20を選択
「株価」→「安値」を選択し、「データ範囲を選択」→セルE2~E20を選択
このようになっているはず。確認して、「完了」。

これで、ほとんど完成である。
取得したデータの横にチャートが描かれているはず。

後は見やすいように、目盛りとサイズを変更するだけ。
先ずは、グラフ全体を大きくしよう。
グラフを選択→○を右下にドラッグ (オススメはセルR33あたりまで)

↓↓↓

見やすくなった。
次は出来高の棒グラフとローソクが重なっているのがあまりよろしくないので
これを修正する。
左Y軸の数値をどれでも良いのでダブルクリック→「スケール」を選択

最小値、最大値、主間隔の自動チェックボックスを外し、
エリアの下3分の1程度に出来高棒グラフが収まるように数値を変更→“OK”。
※例は以下の数値で設定しました
最小値:0
最大値:300000
主間隔:50000

完成!

こんなに簡単にローソク足チャートを作成できる。
追加に関しては、下へ下へと追記して、データ範囲を1つずつ追加していけばよい。
詰まってきたら横に伸ばせばいい。
実に便利だ。
なお、上記の方法で作成したローソク足チャートをサンプルとしてアップしておきました。
欲しい人は適当にダウンロードしてください。
http://hp.hc-srv.net/item/chart_sample.ods