対電話勧誘 | 所長日記・改

対電話勧誘

おはよう同志諸君。



信じられないくらい『所長日記・改』ランキングが上がっているが

何故だろうか?

アメーバのバグかなんだが知らないが

ランキングが低いよりは高い方が良い・・・らしい。

喜んでおくことにしよう。



ところで、

最近、株価が上昇している。

暫定的という見方が強く、

私もそう思ってはいるが、ここ数ヶ月の負けを取り戻せそうで機嫌は悪くは無いのだろう。

多分。

ま、それ以上にやっと涼しくなってきたので機嫌が良いというほうが正解に違いない。

それでも、私にとって、“室内”はまだ暑いのだが・・・



さてさて、鳴らないはずの(自称)研究所の電話が久しぶりに鳴った。

(自称)研究所の電話は30秒以上コールしないとならないように設定してある。

理由はさておき、そんな電話が久々に鳴った。

現実世界で私を知り、研究所に直接電話をかけることができる者であれば、

必ず、まず、携帯に連絡する。

その連絡もなしに、こいつが鳴るということは・・・

・・・勧誘電話だ。

と思いつつも、電話を取る。

事前連絡無しの知り合いからの電話かもしれないからだ。


私:「はい」

女性の声:「こちらは○○○○の○○○○ですが」

・・・勧誘だ。

しかも、前にもかかってきたことのある団体名だ。

なるほど。

ここは1分くらいまでコールを待つのだろう。

女性:「お客様のお宅に光回線が敷設されまして・・・(略)」

・・・知ってるさ。前にもかかってきたし。

てか、まだ私は“お客様”ではない。

勝手に“客”にしないでくれ。

女性:「(略)・・・ところで、お客様は、ADSLをお使いのようですが、“光回線”というものをご存知でしょうか?」

私:「はあ、多少・・・」

女性:「光回線はADSLよりも・・・」

私:「ちょっとくらいなら分かります。月額いくらですか?」

女性「あ、ありがとうございます。電話代、基本使用料、プロバイダ料込みで7XXX円です」

私:「今、込みこみで、ひと月5700円くらいなんです。高いので遠慮します」

この言葉で普通なら引き下がる、しかし、彼女は違っていた。

女性:「そうですね、若干高くなるかもしれません。しかし、お客様はセキュリティ、ウイルス対策の方はどうなされていますか?」

なるほど!その手で来たか。

新しい勧誘マニュアルができたのか、それとも彼女の独自の手法なのか・・・

私:「まあ、ソフト入れて・・・」

女性:「○○○○でしたら、3台までのセキュリティがずっと無料でご利用いただけます。お客様はパソコンを複数台お持ちですか?」

“ご利用いただけます”は間違ってるよ・・・

そういえば、某金貸しのCMでも「ご利用いただけます!」って言ってたな。

私:「はあ・・・」

女性:「インターネットに繋がっているパソコンは何台ございますか?」

私:「8台」

女性:「えっ?」

私:「8台です・・・いえ、すみません。2台は今、つないでいませんでした。6台です」

女性:「あ・・・そうですか。ですが、その内の、3台まででしたら、使用料、更新料ともに無料でセキュリティ対策をご利用いただけます」

私:「そうですか・・・」

女性:「はい。通常のセキュリティソフトでしたら、毎年、更新料が必要となりますが・・・(略)」

私:「はあ、確かに・・・」

・・・普通のセキュリティソフトだったら・・・。

私:「3台まで無料なんですか?」

女性:「はい!」

私:「2台サーバなんですけど、それでも利用可能ですか?」

これは嘘である。現時点では1台しかサーバ機は無い。

しかし、その内2台に増やす予定なので、あながち嘘というわけではない。

女性:「サーバですか?」

私:「はい。Linuxベースのサーバ。OSはVineなんですけど、サーバでもセキュリティサービスを利用可能ですか?」

女性:「・・・・・・」

私:「できれば24時間有人監視なら良いんですが」

彼女はセキュリティーサービスと言っているが、“サービス”ではなく只のセキュリティソフトに過ぎない。

分かっていて聞くとは、私はなんと腐った人間だろうか。

意外と沈黙が短かった。

なるほど、分からない場合は、後々のトラブルを避けて“拒否”というスタンスか・・・

女性:「そちらは対象外とさせていただいております」

私:「では、やはり、遠慮しときます」

女性:「あ・・・はい。失礼致します・・・・」


これで当分掛かってこないだろう。

寧ろ、“面倒な奴リスト”に載って欲しいくらいだ。

今より安くなるというのなら考えてみなくも無いが・・・

もし、次かかってきたら・・・全く分からないふりをしてみようか。

よし!

次は、何を言われても

「はあ・・・」

「良く分からないです」


とだけ応えてみよう!

相手はどういう出方をするのだろうか?

勿論、忙しくなくて、かつ私の機嫌が良ければ、の話だが・・・