記憶・・・ | 所長日記・改

記憶・・・

 最近、夜の記憶がない。
 
 別に、泥酔しているというわけではなく、
 
 起きたら公園のベンチとか
 
 起きたらホテルとか
 
 起きたら交差点の真ん中とか
 
 起きたら交番とかいうわけではない。
 
 いつの間にか寝ていて、
 
 いつの間にか風呂に入っていて、
 
 いつの間にか食器が台所に運ばれていて、
 
 いつの間にか味噌汁の鍋が冷蔵庫に入っている
 
 のだ。
 
 順番がおかしいだろう!?
 
 と思われるかもしれないが、
 
 恐らく間違ってはいない。
 
 勝手に忙しく、勝手に疲れている私は、
 
 夕食を作って、食べ始めるまでの記憶はしっかりとあるのだが、
 
 そこからが無い。
 
 朝(=私にとっての朝)起きて、
 
 枕が濡れているのに気付き、
 
 「ああ、昨日、寝たまま風呂に入ったんだなあ・・・」
 
 と分かる。
 
 台所に行くと
 
 何故か食器が水に浸かっている。
 
 お茶を飲もうと冷蔵庫を開けると
 
 何故か味噌汁鍋が冷やされている・・・。
 
 何度も言うように
 
 私は独り身なので、家事をしてくれるものはいない。
 
 穢れているので、“座敷わらし”も見えない。
 
 かつて、“天井舐め”が豆板醤を食べてしまったことがあるが、
 
 ヤツは片付けなどしてくれないだろう。
 
 研究所員のプレコAとプレコBは
 
 水槽内の水草を食い荒らしてよごすことはしても
 
 片付けることはしない。
 
 当然だ。
 
 となると、
 
 夢遊病者のように
 
 風呂に入り、食器を下げ、味噌汁を冷やしているのだろう。
 
 ん?
 
 「夢遊病者のように」ではなく、「夢遊病者」なのか!?
 
 ま、深く考えないでおこう。
 
 
 
 
 さてさて、
 
 熱帯魚が死んでしまったらどうすればよいか。
 
 ①悲しみながら庭に埋める
 ②悲しまずにゴミ箱に捨てる
 ③好奇心と後々のために解剖する
 ④他の魚の餌にする
 
 正解は・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 「③好奇心と後々のために解剖する」
 
 である。
 
 ④は絶対にしてはいけない。
 
 病死の場合、原因の寄生虫や細菌を水槽内に蔓延させることとなる。
 
 直ぐに引き上げること。
 
 ①もあまり良くは無い。
 
 猫やカラスが掘り返すし、衛生上良くないよ。
 
 庭に埋めるくらいなら、②の方が良い。
 
 だが、貴重な情報が消えてなくなってしまう。
 
 やはり、解剖しなければならない。
 
 原因を突き止めることこそ、その魚の為、
 
 また、他の仲間の魚の為になる。
 
 
 
 というわけで、『初心者の為の熱帯魚検分講座』である。
 
 実は簡単、良く良く良く良く見ること。
 
 何かついていないか、良く良く良く良く見る。
 
 顕微鏡は家にあるかな?
 
 え?普通無い?
 
 私の家のは、コレ。
 
 
顕微鏡

   ※横のタバコとジッポーは「本当に私、H.Cのものだよ」ということを
    現実世界で私を知る方に証明するためのオマケです。
    顕微鏡自体の付属品ではありません。
 
 古いが、×900でスクリーン投影もできる中々のもの。
 
 そのとき、98000円だったかな?
 
 最近ではUSBでパソコンにつなぐことが出来るものもあるので、
 
 無い人は買ったら?
 
 ×600程度で、プラスティック製なら4000円~5000円であるし。
 
顕微鏡セット (全国送料無料)
¥4,880
コンビニエンスギフト マルワ
※↑はUSB接続できるヤツじゃないです。
 
 子供のプレゼントにも良いと思うし・・・
 
 おおっと、脱線した。
 
 顕微鏡があったら便利だ。 
 
 ヒレを拡大できるし、付着物を見ることができる。
 
 水槽内の微生物を観察することもできる。
 
 鬱陶しい原虫の卵を発見し、対処薬を入れることもできる。
 
 ん。やっぱり要るね。
 
 解剖顕微鏡や双眼実体顕微鏡があればもっと良いのだが、
 
 残念ながら光学顕微鏡しかない。
 
 外を良く良く良く良く見たら
 
 次は、簡単に解剖しよう。
 
 解剖用メスと柄付き針、解剖台はあるかな?
 
 無い?
 
 解剖セットは安いものなら1000円程度でホームセンターに売っています。
 
 別にFUTABAとかじゃなくても良いし。
 
   ※FUTABA:メスのブランド。↓↓↓
 
メス

 
 で、エラ蓋を切ろう!
 
 エラを見る。
 
 見る見る見る!
 
 あ、ルーペとかあったほうが良いよ。
 
 無かったら虫眼鏡で・・・。
 
 あと、お腹切って・・・ってしても良いけど、
 
 多分、何も分からない。
 
 だって、小さいから。
 
 そうそう!
 
 刃で指を切らないように気をつけてね。
 
 万が一、怪我したら必ず消毒!
 
 絶対に消毒!
 
 終わったら、魚に感謝し、ゴミ箱へ。
 
 で、手を洗おう!
 
 目とか鼻とか耳とか触っちゃダメだよ。
 
 掻きたかったら、良く手を洗ってから。
 
 
 
  
 
 最後に
 
 当研究所では熱帯魚の病気の画像を集めています。
 
 ネット上は熱帯魚の病気の画像が不足しています。
 
 特に、“安価”“小さい魚”、例えば、テトラグッピー。
 
 死んでしまっても、直ぐに買い換え可能だからということもあるでしょうが、
 
 何より、小さくて撮影が難しいから!!(・・・と思います)
 
 デジカメスキルの高い方で
 
 病気の熱帯魚、また、死んでしまった熱帯魚を撮影するのが苦でないという方、
 
 是非、画像を下さい。
 
 ポイントは、対象部位は勿論、ヒレとエラです。
 
 謝礼を差し上げることはできませんが、協力してくださる方、よろしくお願いいたします。
 
 
 
>>>P.S あくまで“画像”を集めています。“病気の熱帯魚”や“死んだ熱帯魚”を集めているわけではありません。送り付けないで下さい・・・というH.Cの『H.C研究所ホームページ』へ