手は口ほどにモノを言う | 所長日記・改

手は口ほどにモノを言う

 
 今となっては
 
 殆ど誰も信じてくれないが
 
 私は昔、絵が多少うまかった。
 
 絵がうまいといっても
 
 単色画(デッサン)のみで
 
 色付けした瞬間
 
 幼稚な絵となってしまう、という欠点があった。
 
 中学生の時、
 
 風景画(水彩)の下書きを描いていて美術の先生に
 
 「いいねえ」
 
 と言われ
 
 色を塗って提出したら
 
 「何でこんなになったの?」
 
 と言われたことがある。
 
 本当に色彩センスがない。
 
 私の色彩感覚の無さは
 
 ホームページを見てくれたら一目瞭然。
 
 淡色でまとめようとしているが、
 
 自分で言うのもなんだが、センスがない。
 
 なんか変だ。
 
 かのガウディと同じだ。
 
   尤も、私なんかと一緒にされるのは彼も心外だろうが・・・
 
 そんな私も絵を描かなくなってどれほどの月日が流れるだろう。
 
 10年位か・・・
 
 かつての作品は殆ど全てどこかに行ってしまった。
 
 手元にあるのは数枚のみ。
 
 そのうち一枚はたまたまスキャニングしてデジタル化してあった。
 
 折角なので、今作成中の“H.C研究所2”のどこかに載せようと思う。
 
 
 
 かつて何十枚も描いたのは“手”の絵だった。
 
 手の形のみで
 
 何かを表現していた ―― つもりだった ―― のだが・・・
 
 それらが失われてしまったのは
 
 少し、それでいて、かなり寂しい。
 
 当時の私は
 
 「こんなものいくらでも、かつ、直ぐに描ける」
 
 と思っていたのだが、
 
 どうやらそうではなかったようだ。
 
 今の私には“心の奥底から湧き上がる何か”というものが全くない。
 
 年を取ったものだ。
 
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 まあ、どうでも良いや。
 
 台風が近畿直撃と聞いていたが
 
 どうやら近畿に来るのはやめたらしい。
 
 恐らく大阪のオバちゃんが嫌いだったのだろう。
 
 おかげで洗ったばかりの車が汚れなくて済んだ。
 
 
 
 チラシを見ていて
 
 あるモノが目に留まった。
 
 『食虫植物ウツボカズラ』
 
 おっ!これは・・・
 
 値段を見ると
 
 12,900円
 
 ちょっと高すぎる。
 
 どうせ冬には枯れてしまうし・・・
 
 止めておこう。
 
 
 
 上司:「○○(私の本名)君!△△(支店その2)のインターネットが使えなくなったんだ!」
 
 私:「何かしました?」
 
 上司:「分からん。ウチの(支店2の店長は上司の奥さん)から連絡があって・・・」
 
 私:「分かりました」
 
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 支店1での仕事が終わり、遠回りして支店2に行く。
 
 パソコンの電源を入れる。
 
 接続の設定を確認する。
 
 おかしいところは何もない。
 
 何故だ!
 
 ADSLモデムは電源が入っている。
 
 ルータは・・・
 
 ・・・入ってない。
 
 ルータのコンセントが抜けている。
 
 というか抜いてある。
 
 そして、私がルータのコンセントを差していたところに
 
 代わりに電話子機のコンセントが差してある。
 
 ・・・
 
 ・・・・・・
 
 ・・・・・・・・・マジで?
 
 あまりの初歩的トラブルに愕然とする。
 
 ルータのコンセントを差す。
 
 確かめる。
 
 繋がった。
 
 ・・・以上終わり。
 
 教訓:『機械自体に詳しくない人は、自分が差したコンセント以外、勝手に抜かないようにしよう!
     てか、抜くな。机の隙間に放り込んでいるその小さい機械はルータといって・・・
     とにかく、使ってるんだよ!』
 
 
 
 
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