to be a living dictionary... | 所長日記・改

to be a living dictionary...

 暇じゃないのに
 
 こんなことをしてしまった。
 
 →研究所ホームページへ
 
 意味なく
 
 実に意味なく
 
 ロゴをアニメーションさせてみた。
 
 鬱陶しいと思った人は
 
 右クリックから停止してください。
 
 なお、他に変わったところはないので
 
 他のところは見なくて良いです。
 
 
 
 これでもかというくらい
 
 が降る日が続く。
 
 鬱陶しいが、
 
 これで断水になるということはないだろう。
 
 念のため、姫路市の水がめ“生野ダム”の貯水率
 
 ・・・大丈夫だろう。
 
 だが!
 
 窓を開けられなくて暑い
 
 晴れたら晴れたで暑い
 
 私が小学生のころはこんなに暑かっただろうか?
 
 ・・・忘れるほど昔の話だ。
 
 にしても暑い!
 
 脂汗が滲み出てくる。
 
 しかし、“脂”汗とは面白い言葉だ。
 
 “あぶら”
 
 常温で液体のものを“油”
 
 常温で固体のものを“脂”と書く。
 
 汗として出てくるということは
 
 固体たり得ない。
 
 面白いね。
 
 因みに、正確にはただ単に暑いからといって
 
 “脂汗”は出ないことになっている。
 
 辞書には(※集英社国語辞典より)
 
 あぶらあせ【脂汗】
  (緊張・恐怖・苦痛のときに出る)ねばねばとしたにじむような汗。
 
 とある。
 
 私にとって、高温多湿条件下にいることは
 
 苦痛以外のナニモノでもないので良しとしよう。
 
 
 
 国語辞典といえば、
 
 『新明解国語辞典』
 
 という人が多いだろう。
 
   ※注:未リサーチ。私の思い込み。
 
 某国語系バラエティ番組で
 
 新明解の面白さをうたっていたが
 
 私は、新明解はあまり良い辞書だとは思わない。
 
 確かに読む分には面白いところもあるかもしれない。
 
 こんなところで辞書を薦めてみても仕方が無いのだが、
 
 内容、重さ、値段などの点から
 
 最強の国語辞典は
 
 前述の『集英社国語辞典』だと思う。
 
 B6サイズで3500円(+税)。
 
 新明解より1000円近く高いが、
 
 実にuseful。
 
 広辞苑はちょっと厚すぎるし、重いし(筋トレするならオススメ!)
 
 新明解はちょっと頼りない。
 
 「国語辞典を買おう!」
 
 と思う人は
 
 『集英社国語辞典』
 
 を是非手にとってみて。
 
 今の最新版は第2版の筈。
 
 買わないとしても
 
 「国語辞典はやはり集英社だね」
 
 とか言うとデキル人間に見える ―― かもしれない。
 
 
 
 ついでに、四字熟語辞典は
 
 漢検協会発行の『四字熟語辞典』
 
 が最強だ。
 
 四字熟語の一部(上半分or下半分)だけからでも引けるという特殊索引も付いている。
 
 こいつは多少高めで、薄さのわりに2800円(+税)
 
 でも、面白いから。
 
 その中の飛び切り難しい漢字の四字熟語を覚えて、
 
 「好きな四字熟語は“○○○○”です」
 
 などと面接で言うと即採用 ―― かもしれない。
 
 ただ、字の雰囲気だけで選ばないこと。
 
 例えば
 
 「好きな四字熟語は“折花攀柳(せっかはんりゅう)”です」
 
 などと言わないように。
 
 この意味を知っている面接官も少ないと思うが必ず意味も踏まえた上で。
 
 「事前にしっかりとチェック!」と金貸しのCMでも言っているよ。
 
 
 
 おまけに。
 
 ポケットサイズで読み物として楽しめる辞書は
 
 『三省堂生物小事典』
 
 変形B6で厚さは親指くらい。1200円(+税)。
 
 高校で理系生物選択の子は是非買うべし。
 
 そうでなくとも面白い。
 
 「コエンザイムって補酵素のことでね、酵素活性に直接関係する部位だと・・・(以下略)」
 
 などとコンパで言うとモテる ―― かもしれない。
 
 だが
 
 「“てずるもずる”はね・・・棘皮動物門くもひとで綱テズルモズル科の総称。
  中心板は8~12cm、そこからふつう5本の腕がでる。各腕は10個所以上で分枝するので、
  互いによじれあう。体表にはとげ状の隆起が無数にみられる。
  おもに寒冷な水域の海底(50~1000m)にすむ。最もふつうな種はオキノテズルモズルである
  ・・・今度一緒に見に行かない?」
    
    ※注釈
     ヒトデとは違うけど、まあヒトデの仲間。
     どうしても見たい人は画像検索して。
 
 とか
 
 「“ピロニン”はね・・・細菌類や核酸の染色に用いられる色素で、ジフェニルメタン誘導体である。
  ピロニンG(C17H19ClN2O)緑色結晶(水溶液は赤色を呈する)と、
  ピロニンB(C42H54Cl8Fe2N4O2)緑色針状結晶がある。メチルグリーン・ピロニン染色を行うと
  DNAは緑色、RNAは赤色に分けて染色することができる・・・便利だよね」
 
    ※注釈
     だから生物図説などの模式図では
     DNAは緑色、RNAは赤(茶)色で描かれることが多いんだよ。
 
 などと言うと100%変な目で見られる筈だ。
 
 他にも『化学小事典』『物理小事典』などがあるから、
 
 自分が興味あるものを買って胸ポケットに忍ばせておくと良いかもしれない。
 
 9mmパラ程度なら通さないから。
 
 
 
 他にも面白い辞書はたくさんあるが、
 
 今日はこれくらいにしておこう。
 
 え?
 
 そんなに辞書を揃えるなら、“ジャパネットたかた”で電子辞書を買った方が安い。って?
 
 甘い!
 
 辞書は紙だから良いんだよ。
 
 電子辞書を使っているようじゃ、虎砲は破れない。
 
 それに俺は、無空波なんてまだ一度も打ってないよ。
 
 
  
たまに昔読んだ漫画の台詞がフラッシュバックする ―― とは言っても別にPTSDでもアル中でもないH.Cの『H.C研究所ホームページ』へ